ニュース速報

ビジネス

米ダウとS&P最高値、FRB議長人事巡る報道で

2017年10月20日(金)06時45分

 10月19日、米国株式市場ではダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅続伸し、終値での最高値を更新した。17日撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨ-ク 19日 ロイター] - 米国株式市場ではダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅続伸し、終値での最高値を更新した。米連邦準備理事会(FRB)の次期議長人事を巡り、パウエルFRB理事が最有力候補と伝わったことを受け、引け間際に上げに転じた。

米政治メディアのポリティコは、トランプ大統領が次期FRB議長にパウエル氏を指名する方向に傾いていると報じた。

ホワイトハウスは18日、トランプ大統領が「数日中に」次期議長人事について発表するとしている。

ジャニー・モンゴメリー・スコットの首席投資ストラテジスト、マーク・ルスチーニ氏は「パウエル氏はハト派としてイエレン議長の延長線上にあるとみられており、市場は超緩和的な金融政策の継続を望んでいるため、他の候補より歓迎される」とし、ダウとS&Pがプラス圏で引けた理由はパウエル氏を巡る憶測以外に見当たらないと語った。

アップルは2.4%下落し、ハイテク株を圧迫。スマートフォン(スマホ)「iPhone(アイフォーン)8」への需要に弱さが見られる中、2017年モデルを2つ投入する同社の戦略を巡り、投資家の間で懸念が広がった。

ニューヨーク証券取引所の騰落銘柄数は、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を上回り、比率は1.04対1だった。ナスダックは1.33対1で値下がり銘柄数が多かった。

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 23163.04 +5.44 +0.02 23107.47 23167.24 23052.67 <.DJI>

前営業日終値 23157.60

ナスダック総合 6605.07 -19.15 -0.29 6583.70 6605.29 6558.53 <.IXIC>

前営業日終値 6624.22

S&P総合500種 2562.10 +0.84 +0.03 2553.39 2562.36 2547.92 <.SPX>

前営業日終値 2561.26

ダウ輸送株20種 9886.51 -13.16 -0.13 <.DJT>

ダウ公共株15種 747.86 +8.24 +1.11 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1225.05 -3.11 -0.25 <.SOX>

VIX指数 10.05 -0.02 -0.20 <.VIX>

S&P一般消費財 725.53 -0.07 -0.01 <.SPLRCD>

S&P素材 364.76 +1.22 +0.34 <.SPLRCM>

S&P工業 613.37 +1.63 +0.27 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 556.25 -3.44 -0.61 <.SPLRCS>

S&P金融 436.96 +0.64 +0.15 <.SPSY>

S&P不動産 202.31 -0.19 -0.09 <.SPLRCREC>

S&Pエネルギー 500.93 -1.57 -0.31 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 969.29 +5.83 +0.61 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 154.43 +0.71 +0.46 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1050.18 -3.65 -0.35 <.SPLRCT>

S&P公益事業 277.97 +2.78 +1.01 <.SPLRCU>

NYSE出来高 7.06億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物12月限 ドル建て 21370 - 100 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物12月限 円建て 21335 - 135 大阪比 <0#NIY:>

ロイター
Copyright (C) 2017 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

決算に厳しい目、FOMCは無風か=今週の米株式市場

ビジネス

中国工業部門企業利益、1─3月は4.3%増に鈍化 

ビジネス

米地銀リパブリック・ファーストが公的管理下に、同業

ワールド

米石油・ガス掘削リグ稼働数、22年2月以来の低水準
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    日本マンガ、なぜか北米で爆売れ中...背景に「コロナ」「ゲーム」「へのへのもへじ」

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    ウクライナ軍ブラッドレー歩兵戦闘車の強力な射撃を…

  • 5

    AIパイロットvs人間パイロット...F-16戦闘機で行われ…

  • 6

    走行中なのに運転手を殴打、バスは建物に衝突...衝撃…

  • 7

    ロシア軍「Mi8ヘリコプター」にウクライナ軍HIMARSが…

  • 8

    ロシア黒海艦隊「最古の艦艇」がウクライナ軍による…

  • 9

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 3

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 7

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 8

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 9

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 10

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミ…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中