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アサヒとキリンが共同輸送、ドライバー不足とCO2削減に効果
2016年07月27日(水)12時46分
[東京 27日 ロイター] - アサヒビールとキリンビールは27日、鉄道コンテナを使い、関西エリアにある工場から石川県まで、製品の共同輸送を行うと発表した。2017年1月に開始する。トラックやドライバーの不足に対応するほか、年間約2700トンの二酸化炭素(CO2)削減効果も見込まれる。
日本通運 <9062.T>、日本貨物鉄道(JR貨物)と協力する。
金沢市に共同配送センターを開設。アサヒの吹田工場、キリンの神戸工場で製造した商品を空コンテナを活用して鉄道で輸送、日通がセンターまで運ぶ。
これにより、年間1万台相当の長距離トラック輸送を鉄道コンテナにシフト、年間約2700トンのCO2削減になるという。
17年秋からは富山県にも拡大する
これまで石川県・富山県に向けては、アサヒの名古屋工場、キリンの滋賀工場・名古屋工場からそれぞれ、200―300キロメートルの配送をトラックで行っていた。
(清水律子)
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