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英中銀、6カ月物オペで30.72億ポンド供給 応札過去最高

2016年06月28日(火)20時57分

6月28日、イングランド銀行は6カ月物資金を供給するオペを実施し、英銀行の応札額が過去最高に達した。英中銀前で24日撮影(2016年 ロイター/NEIL HALL)

[ロンドン 28日 ロイター] - イングランド銀行(英中央銀行、BOE)は28日、6カ月物資金を供給するオペを実施し、英銀行の応札額が過去最高に達した。英中銀の資金供給オペは欧州連合(EU)離脱が決まった先週の国民投票後で初。

応札額は63億3000万ポンド(約84億3000万ドル)となり、現行オペの形式が導入された2014年2月以降で最高。一方、担保や金利の関係で、供給額は30億7200万ポンドにとどまった。

英中銀によると、応札のほぼすべてが中銀の受け入れ範囲内で最も質の低い担保を裏付けにしていた。応札金利の大半はバンクレート(0.5%)プラス20ベーシスポイント(bp)を下回ったという。

中銀は、質の高い担保を差し入れた応札銀行すべてに資金を供給したが、担保の質が低い応札銀行への供給額は応札額の半分以下だった。

これは、マネーマーケットの緊張感が抑制されていることを示す。

*内容を追加しました。

ロイター
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