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世界外貨準備のドル比率上昇、円やや低下=IMF
2015年04月01日(水)01時24分
[ニューヨーク 31日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)が31日に公表した統計によると、各国中央銀行が保有する外貨準備に占めるドルの比率が2014年第4・四半期は62.9%となり、前四半期の62.4%から上昇した。
ユーロの比率は22.2%と、前四半期の22.6%から低下。同比率は2009年に28%とピークを付けていた。
円の比率は3.9%とやや低下した。シティFX(ニューヨーク)のG10FX戦略部門責任者、スティーブン・イングランダー氏は、「円安の進行により円の外貨保有高は約200億ドル分ほど縮小すると見ていたが、実際の縮小は34億ドル程度だった」と指摘。「円の保有比率がわずかにしか低下しなかったことを踏まえると、一部中銀が円を買っていた可能性がある」としている。
第4・四半期はドルは対円
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