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2025年05月01日(木)05時10分

全米リアルター協会(NAR)が30日発表した3月の中古住宅販売仮契約指数は76.5と、 前月から6.1%上昇した。2021年10月撮影(2025年 ロイター/Mike Segar)
[ワシントン 30日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が30日発表した3月の中古住宅販売仮契約指数は76.5と、 前月から6.1%上昇した。住宅ローン金利の低下を背景に上昇率は予想の1.0%を大きく上回り、2023年12月以来の大きさとなった。
ただ、前年同月比では0.6%低下した。
NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「住宅購入者は住宅ローン金利のわずかな変動にも敏感に反応する」とし、「販売契約の大幅な増加は、継続的な雇用増を背景に、住宅購入が大きく増加する可能性があることを示している」と述べた。
米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)によると、3月時点の30年固定金利住宅ローン金利は6.65%。1月中旬は7.04%だった。