ニュース速報

中国経済減速、関税が「大きな影響」 圧力強化も=トランプ氏

2019年07月16日(火)12時41分

[ワシントン 15日 ロイター] - トランプ米大統領は15日、中国経済の減速は米国による対中関税が「大きな影響」を与えている証しだと指摘し、米中通商協議が再開する中、米政府は中国に一段の圧力を加える可能性があるとけん制した。

中国国家統計局が同日発表した第2・四半期の国内総生産(GDP)は、前年比6.2%増に鈍化し、少なくとも1992年第1・四半期以来、27年ぶりの低い伸びとなった。

トランプ大統領はツイッターへの投稿で、景気減速を背景に「中国は米国との通商合意を望んでおり、最初の合意を頓挫させなければ良かったと思っている」との見方を示した。

米中通商協議は再開したものの、トランプ大統領は先週、中国が米国からの農産物購入の約束を果たしていないと不満を表明している。

また、ホワイトハウスのナバロ通商製造政策局長はこの日、トランプ大統領が国産の鉄・スチール製品の原材料などの国内調達基準を引き上げる大統領令に署名する計画を発表し、中国に対する圧力は強まっている。

ムニューシン米財務長官は15日、中国との通商交渉の一環として、週内に中国当局者と電話会談を行う可能性があると述べた。

ムニューシン長官とライトハイザー米通商代表部(USTR)代表は先週、中国当局者と電話会談を実施したが、実際に顔を合わせての協議の日程については何も発表されていない。

ムニューシン長官はホワイトハウスで記者団に対し、「大きな進展が見られたら、われわれは訪中する」と述べた。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長はフォックス・ビジネス・ネットワークとのインタビューで「中国が米国から農産物、モノ、サービスをかなりの規模輸入することを期待しているが、それがまだ確認できていない。状況が進展することを望んでいる」と述べた。

一方、関係筋は、中国は交渉の場で農産物を即座に輸入することは確約していないと指摘した。

*内容を追加しました。

ロイター
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