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米原油先物は下落、米産油量の過去最高更新受け
2019年02月22日(金)10時12分
[シンガポール 22日 ロイター] - アジア時間の米原油先物は下落。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週報で米原油生産が日量1200万バレルに増え、過去最高を更新したことが相場を圧迫した。
0010GMT(日本時間午前9時10分)時点で、米WTI原油先物
EIAの最新統計を踏まえると、米国の産油量は2018年初めから日量約250万バレル拡大したことになる。13年からは500万バレル増。産油量が同1200万バレルに達したのは米国のみ。
EIAの週報によると、米原油在庫は370万バレル増の4億5450万バレル。
アナリストらは、在庫の余剰分を解消するために米石油会社は輸出を増やす見通しだと分析。
アゲイン・キャピタル(ニューヨーク) のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「米生産量が引き続き大幅に拡大していることは相場にとって弱材料。とりわけ、海外で売られる分が増え、サウジアラビアとロシアに真っ向から対立する状況はマイナス要因だ」とした。
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