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テスラの上海「ギガファクトリー」、7日に起工=CEO

2019年01月07日(月)13時21分

[上海/北京 7日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラは、中国・上海の新工場「ギガファクトリー」の建設を7日に開始する。

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)がツイッターで明らかにした。年内に「モデル3」の生産を開始する。同社初の中国工場となる。

総工費は20億ドル。世界最大の自動車市場である中国での存在感を高める狙いがあるが、中国メーカーとの競争は激しく、米中貿易戦争も業績の重しとなっており、大きな賭けとなる。

マスク氏はツイッターに「テスラの上海ギガファクトリーの今日の起工を楽しみにしている」と投稿した。

同社は昨年10月に工場用地を確保。スタッフの採用や建築資材の調達を進めていた。上海には金融リース子会社も設立している。

新工場は、中国で初めて外資が100%所有する自動車工場となる見通し。中国政府は、自動車市場の対外開放を進めている。

新工場では、まず「モデル3」と「モデルY」の2車種を生産する。初期段階の年間生産能力は25万台となる予定。

同CEOはツイッターで「初期段階の工事を今年夏に終え、年内にモデル3の生産を開始する目標だ。来年の量産を目指す」とし、「上海ギガファクトリーは、大中華圏向けにモデル3/Yを生産する」と述べた。

中国は世界最大のEV市場。政府の政策により今後急ピッチで販売が拡大するとの見方が多い。

ロイター
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