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ドイツの街角から

シュピッツナーゲル典子|ドイツ

ワークライフバランスに優れた欧州の国ランキング 3位ノルウェー、2位スペイン、ドイツは?

 ©Stefan Bayer / pixelio.de

ドイツは今、学校の夏休み真っ最中だ。生産性の高い働き方、そしてプライベート生活の充実もうまくこなすドイツ人と言うイメージを持つ方も多いようだが、実際はどうなのか。

おりしもワークライフバランスに優れた欧州の国ランキング記事を目にした。大企業から中小企業まで、国際的な給与計算、福利厚生、税金、コンプライアンスの分析調査を行うリモート社が発表した。

(注・ドイツの学校夏休みは6週間。6月下旬から9月上旬にまたがり、16州により開始時期が毎年異なる)

ワークライフバランスの尺度

欧州全域を対象としたリモート社の分析調査は、プライベートと仕事の両立に大きな影響をもたらす以下の7つの要素についてデータを収集し、評価した。

1. 年次休暇

2. 最低傷病手当金

3. 出産休暇

4. 産休手当の支給率

5. 最低賃金

6. 医療制度

7. 幸福度

これらの要素から、すべての項目で上位になった国は100点満点となるよう指数を作成し、分析した結果は以下の通り。(カッコ内数値は獲得点数)

10位 デンマーク (68,74)

幸福度指数が7.62と高い点はよく知られている。36日の法定休暇と、給与の53%が支給される18週間の有給産休がある。

9位 イタリア (68,88)

特に家族連れに魅力的な配慮がなされている。21.7週間の有給育児休暇を取得でき、給与の80%が支給される。国民皆保険制度があり、法定休暇は年間32日。

8位 アイスランド (70,17) 

アイスランドほど法定休日が多い国はトップ10にはなく、年間38日の有給休暇がある。幸福度指数は7.55で、北欧で最も幸福な国のひとつだ。国営の医療制度も大きな強み。

7位 スロベニア (70,40)

特に有給休暇が充実しており、法定年次休暇は33日、母親は15週間の産休を取得でき、給与は全額支給される。しかし、他のヨーロッパ諸国と比較すると、まだ週40時間労働が義務付けられている。

6位 ポーランド (70,48)

食費、家賃、公共交通機関など生活費用が他の国と比較して安価。20週間の有給育児休暇があり、給与の100%が支給される。法定休暇の最低日数は33日。

5位 は?

Profile

著者プロフィール
シュピッツナーゲル典子

ドイツ在住。国際ジャーナリスト協会会員。執筆テーマはビジネス、社会問題、医療、書籍業界、観光など。市場調査やコーディネートガイドとしても活動中。欧州住まいは人生の半分以上になった。夫の海外派遣で4年間家族と滞在したチェコ・プラハでは、コンサートとオベラに明け暮れた。長年ドイツ社会にどっぷり浸かっているためか、ドイツ人の視点で日本を観察しがち。一市民としての目線で見える日常をお伝えします。

Twitter: @spnoriko

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