「中国人が10軒前後の豪邸所有」...理想の高級住宅地「芦屋・六麓荘」でいま何が起こっているか
中古物件には適用されない「豪邸条例」
この中国人は町内会に入会しておらず、そのため町内会が取れる対応にも限度があった。芦屋市との協議の上、職員が住民と接触を図ってみたものの、対面すらできなかったようだ。
購入した土地に住居を新築するなら、六麓荘の協定により近隣説明会を行う義務が生じる。ところが、この人物が購入したのは中古物件だったため、邸宅の模型を作って近隣説明会を開く必要もなかったわけだ。
しかしそれでは当然ながら、近隣住民との溝はさらに深まるばかりだろう。
前述のとおり、六麓荘は住民が力を合わせて守ってきたという意味においては理想的な地域だ。高級住宅地であるか否かは別としても、近所付き合いがなく、隣の家の人の顔も知らないという住宅地に暮らす人が学ぶべきものは確かにあるだろう。
だが、そんな地域にもこうした問題が起きている。これからどうしていくべきかは、大きな懸念材料でもありそうだ。

『誰も知らない「芦屋」の真実
――最高級邸宅街にはどんな人が住んでいるか』
加藤 慶・著
講談社+α新書
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[筆者]
印南敦史
1962年生まれ。東京都出身。作家、書評家。広告代理店勤務時代にライターとして活動開始。他に、ライフハッカー[日本版]、東洋経済オンライン、サライ.jpなどで連載を持つほか、「ダ・ヴィンチ」などにも寄稿。ベストセラーとなった『遅読家のための読書術』(ダイヤモンド社)をはじめ、『読んでも読んでも忘れてしまう人のための読書術』(星海社新書)、『人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方・話し方』(日本実業出版社)など著作多数。2020年6月、日本一ネットにより「書評執筆本数日本一」に認定された。
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