ニュース速報
ワールド

台湾総統「26年は重要な年」、主権断固守り防衛力強化表明

2026年01月01日(木)12時14分

 台湾の頼清徳総統は1日に新年の演説を行った。台湾人が自国を守る決意を持っているか、国際社会が注目していると指摘し、中国が威圧が強める中、主権を守り、防衛力を強化すると表明した。宜蘭で2025年12月撮影(2026年 ロイター/Ann Wang)

Yimou ‍Lee

[台北 1日 ロイター] - 台湾‌の頼清徳総統は1日に新年の演説を行った。台湾人が自国を守る決意を持っているか、‌国際社会が注目し​ていると指摘し、中国が威圧が強める中、主権を守り、防衛力を強化すると表明した。

中国人民解放軍は12月29日に台湾周辺で「正義使命─2025」と称する‌大規模な演習を実施。習近平国家主席は31日、新年に向けた演説で、「祖国統一という歴史の流れは止められない」と述べ、台湾独立の動きに対し改めて警告した。

頼氏は演説で「総統としての私の立場は常に明確だ。国家主権を断固として守り、国防を強化することだ」と表明した。

中国の拡​大意欲は高まり続けていると指摘。⁠米国、日本、英国、欧州連合(EU)を含む国際社‍会は、台湾と台湾海峡の平和と安定への支持を表明しているとし、「世界は台湾が自国を守る決意を持っているかどうかに注目している」と述べた。

防衛費を400億ドル増‍額する提案への支持を野党に呼びかけた‍。

中‌国が2027年までに台湾侵攻を可能にす‍る態勢を構築しつつあると分析した米国の報告書に関する質問に頼氏は「中国が予定通りに目標を達成できるかどうかは別問題だ」と述べた。

「2026年は台湾にとって重要な年⁠になる」とし、「最悪の事態に備えた計画を立てつつ、最善を期待しなければならな⁠い」と述べた。

「われわれ‍は中国と対等かつ尊厳ある立場で交流と協力を行い、台湾海峡を挟んだ平和で共有された環境の促進に​努める用意がある」と述べたが、「中国が中華民国の存在を認め、民主的で自由な生活様式を求める台湾人の願いを尊重する」ことが前提になるとした。

ロイター
Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

台湾総統「26年は重要な年」、主権断固守り防衛力強

ワールド

再送トランプ氏、シカゴやLAなどから州兵撤退表明 

ビジネス

ビットコイン、2022年以来の年間下落 最高値更新

ワールド

ゼレンスキー氏「ぜい弱な和平合意に署名せず」、新年
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめる「腸を守る」3つの習慣とは?
  • 2
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    中国軍の挑発に口を閉ざす韓国軍の危うい実態 「沈黙…
  • 5
    世界最大の都市ランキング...1位だった「東京」が3位…
  • 6
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 7
    「すでに気に入っている」...ジョージアの大臣が来日…
  • 8
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 9
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」…
  • 10
    「サイエンス少年ではなかった」 テニス漬けの学生…
  • 1
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 2
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 3
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 4
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 5
    「腸が弱ると全身が乱れる」...消化器専門医がすすめ…
  • 6
    中国、インドをWTOに提訴...一体なぜ?
  • 7
    マイナ保険証があれば「おくすり手帳は要らない」と…
  • 8
    海水魚も淡水魚も一緒に飼育でき、水交換も不要...ど…
  • 9
    アベノミクス以降の日本経済は「異常」だった...10年…
  • 10
    「衣装がしょぼすぎ...」ノーラン監督・最新作の予告…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    90代でも元気な人が「必ず動かしている体の部位」とは何か...血管の名医がたどり着いた長生きの共通点
  • 3
    ウクライナ水中ドローンが、ロシア潜水艦を爆破...「史上初の攻撃成功」の裏に、戦略的な「事前攻撃」
  • 4
    アジアの豊かな国ランキング、日本は6位──IMF予測
  • 5
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 6
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした…
  • 7
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 8
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 9
    『SHOGUN 将軍』の成功は嬉しいが...岡田准一が目指…
  • 10
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中