サウスウエスト航空が「大柄すぎる客」向けの「あのサービス」を遂に終了...運命を分けるのは「ひじ掛け」
Southwest Changing Rules for Plus-Size Passengers: What To Know
同社は、最新ポリシーの詳細について公式サイトで確認するよう呼びかけている。
新たなルールでは、ひじ掛けの内側に体が収まらない場合、乗客は予約時に2席分を購入しなければならない。払い戻しが認められるのは、①該当便が満席でないこと、②両方の座席が同一の運賃クラスであること、③搭乗から90日以内に払い戻し申請が行われた場合に限られる。
この新方針は、現行制度とは対照的だ。現在サウスウエスト航空では、たとえ満席の便であっても追加席分の料金の払い戻しに応じることが多く、空席があれば無料で隣の席を提供することもあった。
今回の変更は、同社における2つの大きな転換と同時に行われる。ひとつは、創業以来続けてきた自由席制度を廃止し、初めて座席指定制を導入すること。
もうひとつは、「Bags Fly Free(預け荷物は無料)」の方針をやめ、預け荷物に対して料金を課すことだ。米日刊紙ヒューストン・クロニクルによれば、1個目の荷物は35ドル、2個目は45ドルとなる。
今回のポリシー変更により、サウスウエスト航空は他の多くの米系航空会社と同様の基準に移行したことになる。