円安でも無問題!ゴールデンウィークに行きたい「コスパ最高」な海外旅行先は?

予算30万円~ウズベキスタン周遊

さて、ここからは旅慣れた人向け、連休をたっぷり使う旅先だ。旅行中級者以上には、中央アジアの国、ウズベキスタン周遊をおすすめしたい。モデルプランは1週間程度、航空券は主要空港への直行便や乗り継ぎ便を含めて16万~22万円ほど、滞在費は10万円強を見ておくといいだろう。

サマルカンドは、14~16世紀に中東から中央アジアで勢力を誇ったティムール朝によって栄えた都市であり、今でも数多くの伝統建築が残っている。青色のドームが輝くグーリ・アミール廟や、167mもの外壁が特徴のビービー・ハーヌム・モスク、レギスタン広場など、イスラムの歴史を語るには欠かせない壮大で豪華な建物が見どころだ。


街の中心部にあるバザール(市場)には、香辛料やドライフルーツをはじめ日本ではあまり見かけないモノが並び、まるで中世にタイムスリップしたよう。現地の物価は日本の3分の1程度と安い。

他にも、ブハラやヒヴァ、タシケントなどの街も見どころが多く、世界史好きにはたまらない国だ。世界遺産は、5カ所の文化遺産と1カ所の自然遺産を誇る。シルクロードの重要拠点で、中国、インド、中東、欧州から行き交う人々で賑わった歴史に思いを馳せれば、航空券の元は取れるといえるかもしれない。

ウズベキスタンは冬の寒さ、夏の暑さが厳しい国。春と秋がベストシーズンで、5月の気温は最高27度、平均21度、最低13度と過ごしやすい時期だ。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ロシア、イスラエルのイラン攻撃は違法と非難 国際安

ワールド

仏大統領、イラン政権交代につながる軍事行動に反対 

ワールド

米国務省、中東タスクフォース設置 イスラエル・イラ

ワールド

G7サミット、26年は仏エビアン開催 マクロン氏発
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:コメ高騰の真犯人
特集:コメ高騰の真犯人
2025年6月24日号(6/17発売)

なぜ米価は突然上がり、これからどうなるのか? コメ高騰の原因と「犯人」を探る

メールマガジンのご登録はこちらから。
メールアドレス

ご登録は会員規約に同意するものと見なします。

人気ランキング
  • 1
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロットが指摘する、墜落したインド航空機の問題点
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 4
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 5
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタ…
  • 6
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 7
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?.…
  • 8
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 9
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 10
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中