最新記事
トランプ2.0

反ワクチン派の従兄弟「ロバート・F・ケネディJr.は捕食者」、厚生長官にしてはいけないとキャロライン・ケネディ元駐日大使が痛烈批判

RFK Jr. Confirmation: Caroline Kennedy Says Cousin 'Predator' in New Video

2025年1月29日(水)13時14分
モニカ・シーガー、ゲイブ・ウィスナット
トランプの大統領就任式に出席したロバート・ケネディ・ジュニア

トランプの大統領就任式に出席したロバート・ケネディ・ジュニア(1月20日) Julia Demaree Nikhinson/Pool via REUTERS

<かつての名門、ケネディ家がトランプ政権の下で醜い争い。「人の命を何とも思わない」従兄弟を厚生長官にしてはならないと、キャロライン・ケネディ元駐日大使が上院議員に訴え>

ジョン・F・ケネディ元大統領の唯一の遺児であるキャロライン・ケネディが1月28日にYouTubeに投稿したビデオで、従兄弟のロバート・F・ケネディ・ジュニア(RFKジュニア)を 「捕食者」と呼んだ。


 

ロバート・F・ケネディ・ジュニアは、トランプ大統領の厚生長官(日本でいう厚生労働大臣)になる承認を得るプロセスのため、28日には上院財務委員会に出廷することになっている。また、水曜日には厚生労働委員会でも公聴会が開かれる。

ケネディは、ニューヨークでの選挙不正疑惑や、妊娠中絶に反対する彼の立場も問題視される可能性があるため、承認が難航する可能性がある。彼の承認には上院での単純多数決が必要で、民主党議員全体の反対に加えて共和党議員3人が造反すれば、承認が阻止される可能性がある。

キャロライン・ケネディは、ドナルド・トランプ大統領が保健福祉省のトップに指名した(RFKジュニア)の承認公聴会を翌日に控えた28日に、上院宛てに痛烈な手紙を送った。

試写会
『クィア/Queer』 ニューズウィーク日本版独占試写会 45名様ご招待
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

ウクライナ協議の早期進展必要、当事国の立場まだ遠い

ワールド

中国が通商交渉望んでいる、近いうちに協議=米国務長

ビジネス

メルセデス、2027年に米アラバマ工場で新車生産開

ワールド

WHO、成人への肥満症治療薬使用を推奨へ=メモ
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
特集:英語で学ぶ 国際ニュース超入門
2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

「ゼロから分かる」各国・地域情勢の超解説と時事英語

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に高く、女性では反対に既婚の方が高い
  • 2
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来が来るはずだったのに...」
  • 3
    タイタニック生存者が残した「不気味な手紙」...何が書かれていた?
  • 4
    ウクライナ戦争は終わらない──ロシアを動かす「100年…
  • 5
    日々、「幸せを実感する」生活は、実はこんなに簡単…
  • 6
    インド北部の「虐殺」が全面「核戦争」に発展するか…
  • 7
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新…
  • 8
    悲しみは時間薬だし、幸せは自分次第だから切り替え…
  • 9
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」では…
  • 10
    インドとパキスタンの戦力比と核使用の危険度
  • 1
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 2
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 3
    MRI検査で体内に「有害金属」が残留する可能性【最新研究】
  • 4
    中国で「ネズミ人間」が増殖中...その驚きの正体とは…
  • 5
    ロシア国内エラブガの軍事工場にウクライナが「ドロ…
  • 6
    日本の未婚男性の「不幸感」は他国と比べて特異的に…
  • 7
    パニック発作の原因の多くは「ガス」だった...「ビタ…
  • 8
    マリフアナを合法化した末路とは? 「バラ色の未来…
  • 9
    使うほど脱炭素に貢献?...日建ハウジングシステムが…
  • 10
    私の「舌」を見た医師は、すぐ「癌」を疑った...「口…
  • 1
    【話題の写真】高速列車で前席のカップルが「最悪の行為」に及ぶ...インド人男性の撮影した「衝撃写真」にネット震撼【画像】
  • 2
    日本史上初めての中国人の大量移住が始まる
  • 3
    日本旅行が世界を魅了する本当の理由は「円安」ではない
  • 4
    健康寿命を伸ばすカギは「人体最大の器官」にあった.…
  • 5
    【心が疲れたとき】メンタルが一瞬で “最…
  • 6
    間食はなぜ「ナッツ一択」なのか?...がん・心疾患・抜…
  • 7
    北朝鮮兵の親たち、息子の「ロシア送り」を阻止する…
  • 8
    【クイズ】世界で最も「半導体の工場」が多い国どこ…
  • 9
    クレオパトラの墓をついに発見? 発掘調査を率いた…
  • 10
    中居正広は何をしたのか? 真相を知るためにできる…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中