
draganab-iStock
<TikTokなどで流行している「ストレンジャー・バケツ・チャレンジ」と呼ばれる行為は「犯罪だ」と地元カリフォルニア州の警察>
イメージ画像 enviromantic-iStock
<同機に乗り合わせた目撃者によれば、問題の乗客は何かに怯えているような様子で非常ドアに向かって走っていったという>
デルタ航空の乗客が離陸前に非常ドアを無理やり開け、緊急脱出用のスライドを滑り降りるという事態が発生した。容疑者は空港で身柄を拘束され、その後、フライトの遅延を招いたとして逮捕された。
■【動画】客室乗務員への暴行、迷惑行為、不適切な服装...飛行機内を騒がす迷惑な乗客たち
CNNによれば、騒動は3月25日、ロサンゼルス国際航空発・シアトル行のデルタ航空1714便の機内で発生した。CNNは連邦航空局(FAA)から入手した情報として、同機(ボーイング737型機)が現地時間の午前10時40分頃に離陸を控えて滑走路上にいたところ、乗客のひとりが非常ドアを開けて緊急脱出用のスライドを出したと報道した。
問題の乗客は、同機が搭乗ゲートを離れようとしていたタイミングで緊急脱出用のスライドを出した罪に問われている。
CBSニュースによれば、ロサンゼルス空港警察のカーラ・ロドリゲス警部は「問題の状況を受けてFBIに通報した」と述べ、さらにこう続けた。「デルタ航空機はゲートに引き返し、乗客を降ろしているところだ。彼らが予定どおり出発できるように、別の航空機に移ってもらう」
デルタ航空の従業員が問題の乗客の身柄を拘束し、その後、警察がこの乗客を逮捕した。
デルタ航空は騒動の後、次のような声明を出した。
「ロサンゼルス発・シアトル行のデルタ航空1714便は、規則違反を行う乗客がいたためゲートに引き返しました。同機が離陸を控えて地上走行を行っていたところ、乗客が航空機から脱出し、まずはデルタ航空の従業員によって拘束され、その後地元警察によって逮捕されました。ほかのお客様については、別の航空機に移っていただきました。ご不便をおかけしたこと、フライトに遅延が生じたことをお詫びいたします」
1714便に乗っていたジリアン・シェルドンは、問題の乗客が離陸前に非常ドアに向かって走っていったと語った。シェルドンはNBCロサンゼルス支局の取材に対して、「彼は明らかに何かに動揺していたか、緊張していたか、あるいは不安を感じていたかのように怯えていた」と述べた。
シェルドンはまた、問題の乗客は乗務員の指示を無視したとも証言した。「客室乗務員が彼を見て『座席に戻りなさい』と言うと、彼は『どうしよう』と言い、振り向いて非常ドアをつかんだ。乗務員が『ドアを開けてはいけません』と言って彼を止めたが、それから2秒もしないうちに彼はドアを開けた」
この問題については、現在も捜査が続けられている。
draganab-iStock
<TikTokなどで流行している「ストレンジャー・バケツ・チャレンジ」と呼ばれる行為は「犯罪だ」と地元カリフォルニア州の警察>
イメージ画像 ablokhin-iStock
<ドライブレコーダーで事故の瞬間を撮影していた後続のテスラ車は、自動運転によって転がるタイヤをうまく回避していた>
*写真はイメージです Volodymyr Burdiak - shuttrerstock
なぜ熊は人間を襲うのか。ノンフィクション作家の中山茂大さんは「積極的に人間を襲うことはないとされているが、偶発的に人肉の味を覚えると厄介だ。ロシア領のカムチャッカ半島では、19歳の女性が熊に襲われながらその模様を電話で母親に伝えた『ペトロパブロフスク熊事件』が有名だ」という――。
米ニューヨーク州大陪審に起訴されたトランプ前大統領は、司法制度が「兵器に使われた」と訴えることで岩盤支持層の怒りをあおり、起訴を2024年の大統領選予備選に向けた追い風にしたい構えだ。写真は1月、テキサス州コンローで開かれた集会で、支援者に手を振るトランプ氏(2023年 ロイター/Go Nakamura)
米ニューヨーク州大陪審に起訴されたトランプ前大統領は、司法制度が「兵器に使われた」と訴えることで岩盤支持層の怒りをあおり、起訴を2024年の大統領選予備選に向けた追い風にしたい構えだ。しかしそうした訴えは共和党支持層の間でかえって「トランプ劇場疲れ」を引き起こし、別の共和党候補に目を転じさせる可能性もある。
イメージ画像 enviromantic-iStock
(コロナのさなか、機内でマスクの着用をめぐって大暴れするカップル)