200人以上のアメリカ人も不当拘束、中国政府が標的にしているのは誰か?
‘PRAYING FOR A MIRACLE’
ツァイは、刑事裁判にかけられたり、有罪判決を言い渡されたりしたわけではない。自由に外出して街を歩けるし、祖国の家族と連絡を取ることも許されている。しかし中国の裁判所により、アメリカへの帰国を禁じられているのだ。数百万ドル相当の未払いの債務があるというのが理由だったが、そのような債務はないと本人は主張している。
「父は債務のぬれ衣を着せられ、米中の駆け引きの駒にされた。中国の司法制度には、透明な適正手続きが存在しない」と、娘のキャロラインは言う。
「私は父に会いたい一心で中国に行くことも考えたが、行けば帰れなくなるかもしれないと止められた。複雑な気持ちだ。私は中国系で中国を愛しており、いつか中国に帰りたい。でも中国に、もう私の未来はない」
中国政府が標的にする人たち
不当な拘束や出国禁止の対象になる恐れがあるとして、いま国務省は中国への渡航に注意を促している。中国政府が渡航者に出国を禁じる理由を、国務省は「捜査への協力を迫るため」「国外にいる家族に圧力をかけて中国に帰国させるため」「他国との交渉を有利に運ぶため」などと説明する。
「通常、渡航者は中国を出発しようとして初めて、出国を禁じられたことに気付く。だが禁止措置がいつまで続くのか調べようにも、抗議しようにも、中国には信頼できる仕組みや法的手続きが存在しない」と、国務省の注意勧告にはある。さらに中国系アメリカ人や、中国政府が認めていない二重国籍の取得者は「より厳しい監視や嫌がらせを受ける可能性がある」という。
本誌は中国外務省に取材を試みたが、回答は得られなかった。拘束されたアメリカ人について尋ねても、外務省は個々のケースは関知しないとコメントすることが多い。
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