最新記事

セレブ

やりすぎたかも......美容整形を受けた男性セレブたち

2023年2月3日(金)16時20分
佐川恵里子

オーディション番組の辛口審査員で知られるサイモン・コーウェル(63) YouTube/@drgarylinkov

<アンチエイジング、役作り、先天的な麻痺で整形手術に踏み切るなど理由は様々だが、エンタメ界で生きていくのは大変だ>

エンターテイメントの世界でトップの座を守り続けるには運、才能を磨く絶え間ない努力が必要だ。そしてもうひとつ忘れてはいけないのが、「見栄えの良さ」だ。

外見へのプレッシャーを感じるのは女性だけではない。名の知れた男性セレブも、美容施術を受けているとされる。術前後とされる姿を比べてみると、シワやたるみが解消された様子は、一目瞭然だろう。

【写真】美容整形を受けた男性セレブたち

●スティーブン・タイラー
伝説のバンド、エアロスミスのボーカリスト、スティーブン・タイラーも、過去に整形手術を受けたことを認めている。アメリカNBC制作の朝の情報番組『トゥデイ』(Today)に出演したタイラーはこう語った。「目を縫ってくれて、ちょっとした整形手術をしてくれて、歯を治してくれたんだ」

【写真】スティーブン・タイラー

●シルベスター・スタローン
スタローン自身の口から美容整形手術について深く語られたことはないものの、医療上の理由から顔の左側をリフトアップしたことは知られている。先天性のベル麻痺を持ち生まれてきた。

【写真】シルベスター・スタローン

●ジーン・シモンズ
今年73歳を迎える、KISSのジーン・シモンズはフェイスリフトなど、いくつかの整形手術を受けている。ただ、ジーンは自分が施術に踏み切ったからといって、他の人にオススメはしていない。シドニー・モーニング・ヘラルド紙とのインタビューで、彼はこう語っている。「自分がやったことを誰かに薦めることはない。僕がメニューから何かを注文したからといって、あなたがそうすべきとは限らない」

【写真】ジーン・シモンズ

●ミッキー・ローク
1980年代、映画『ダイナー』、『ランブルフィッシュ』、『ナインハーフ』などに出演し、ハリウッドで爆発的な人気を博したミッキー・ローク。1990年代には俳優業からボクシングに転向したせいで、何度も顔に怪我を負い、整形手術を受けた。2009年、英Daily Mail紙のインタビューで「整形手術のほとんどは、ボクシングで出来た顔の傷を治すためのものでしたが、医師の選択を間違ってしまった。私は鼻を2回骨折しています。鼻は5回、頬骨を潰したのを治すのに1回手術しました」

【写真】ミッキー・ローク

●クリスチャン・ベール
役作りのために美容整形をしたクリスチャン・ベール。2000年に公開されたホラー映画『アメリカン・サイコ』で殺人鬼役のパトリック・ベイトマンを演じるにあたり、役柄のナルシストなキャラクターにシンクロし、歯列矯正とホワイトニングをした。英ガーディアン紙で「私は昔の自分の歯が気に入っていました。棚に型取りした歯を飾っています。でも、パトリック・ベイトマンの場合は、他のキャラクターよりも肉体的な部分が重要になります。彼は信じられないほどナルシストなんだけど、一方自分の鏡に映る姿を見て、違和感を覚えました。自分の歯は好きだけど、治療を拒否してこの映画全体を台無しにすることはないと思ったんです」。

【写真】クリスチャン・ベール

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ビジネス

NY外為市場=ドルが158円台乗せ、日銀の現状維持

ビジネス

米国株式市場=上昇、大型グロース株高い

ビジネス

米PCE価格指数、インフレ率の緩やかな上昇示す 個

ワールド

「トランプ氏と喜んで討議」、バイデン氏が討論会に意
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:世界が愛した日本アニメ30
特集:世界が愛した日本アニメ30
2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

『AKIRA』からジブリ、『鬼滅の刃』まで、日本アニメは今や世界でより消費されている

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された米女優、「過激衣装」写真での切り返しに称賛集まる

  • 3

    中国の最新鋭ステルス爆撃機H20は「恐れるに足らず」──米国防総省

  • 4

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 5

    アカデミー賞監督の「英語スピーチ格差」を考える

  • 6

    大谷選手は被害者だけど「失格」...日本人の弱点は「…

  • 7

    今だからこそ観るべき? インバウンドで増えるK-POP…

  • 8

    19世紀イタリア、全世界を巻き込んだ論争『エドガル…

  • 9

    「性的」批判を一蹴 ローリング・ストーンズMVで妖…

  • 10

    「鳥山明ワールド」は永遠に...世界を魅了した漫画家…

  • 1

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 2

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価」されていると言える理由

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 5

    医学博士で管理栄養士『100年栄養』の著者が警鐘を鳴…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    「たった1日で1年分」の異常豪雨...「砂漠の地」ドバ…

  • 9

    NewJeans日本デビュー目前に赤信号 所属事務所に親…

  • 10

    「すごい胸でごめんなさい」容姿と演技を酷評された…

  • 1

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 2

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の瞬間映像をウクライナ軍が公開...ドネツク州で激戦続く

  • 3

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈する動画...「吹き飛ばされた」と遺族(ロシア報道)

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士…

  • 6

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 10

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中