最新記事

SNS

イーロン・マスクの参加で話題、音声SNS「クラブハウス」に招待されるには

How to Get on Clubhouse, the Invite-only Social Media App Used by Elon Musk

2021年2月3日(水)12時24分
ジェイソン・マードック

CNBCによれば、クラブハウスは2020年5月に米ベンチャーキャピタルのアンドリーセン・ホロウィッツから1200万ドルの資金を調達。評価額は1億ドルに達した。2021年1月の時点でユーザー数は200万人を突破し、現在180人を超える投資家がクラブハウスに出資している。

どうやったら参加できる?

クラブハウスのアプリはiOSでのみ提供されており、App Storeからダウンロードが可能。いずれアンドロイド版がGoogle Playストアで入手できるようになる見通しだ。

ユーザーに著名人が名を連ねており、また完全招待制であることから、現在のクラブハウスには排他的なイメージがあるが、同アプリの開発チームは、今後は全ての人が使えるようにしていく計画だと言っている。

それでも、今のところは招待されなければアプリを使うことはできない。アップルのユーザーならば招待がなくても、アプリをダウンロードして名前を登録することが可能だが、登録後は「招待待ち」の状態になりすぐにチャットルームにアクセスできる訳ではない。

アプリに(電話に登録されている)連絡先リストを読み込ませると、既にクラブハウスを利用している友人や家族に通知が行くようになっており、(保証はないが)招待を受けられる可能性がある。招待されて認証手続きを終えれば、友人を招待することができるようになる。

今後のアプリ展開のスケジュールは公表されていない。「今はクラブハウスを世界中で利用できるようにしていくことに重点を置いている」と、同社は1月に述べている。

クラブハウスは2020年10月、同アプリ上で「アイデンティティーや民族、ジェンダー、人種差別や宗教」に関する幾つかの「重大インシデントの報告」があったことから、音声管理の改善に取り組んでいると発表した。チャットルームに参加できる人が増えれば、ユーザーのコンテンツを管理することが今よりもっと難しくなることを彼らは認識しているようで、改善策として音声のブロックやミュート、問題行為の報告機能が導入され、またモデレーターが自分のルームのセッションを打ち切ることが可能になった。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

ニューカレドニアの観光客救出、豪・NZが輸送機派遣

ワールド

イランのライシ大統領、生存は絶望的に 墜落ヘリ残骸

ビジネス

午前の日経平均は反発、3万9000円回復で上昇に弾

ワールド

原油先物は上昇、イランのヘリ不時着や米の戦略備蓄補
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:インドのヒント
特集:インドのヒント
2024年5月21日号(5/14発売)

矛盾だらけの人口超大国インド。読み解くカギはモディ首相の言葉にあり

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の「ロイヤル大変貌」が話題に

  • 2

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 3

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイジェリアの少年」...経験した偏見と苦難、そして現在の夢

  • 4

    米誌映画担当、今年一番気に入った映画のシーンは『…

  • 5

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 6

    「裸に安全ピンだけ」の衝撃...マイリー・サイラスの…

  • 7

    「まるでロイヤルツアー」...メーガン妃とヘンリー王…

  • 8

    「すごく恥ずかしい...」オリヴィア・ロドリゴ、ライ…

  • 9

    中国の文化人・エリート層が「自由と文化」を求め日…

  • 10

    日本とはどこが違う? 韓国ドラマのオリジナルサウン…

  • 1

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 2

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両を一度に焼き尽くす動画をウクライナ軍が投稿

  • 3

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する悲劇の動画...ロシア軍内で高まる「ショットガン寄越せ」の声

  • 4

    原因は「若者の困窮」ではない? 急速に進む韓国少…

  • 5

    エジプトのギザ大ピラミッド近郊の地下に「謎めいた…

  • 6

    「EVは自動車保険入れません」...中国EVいよいよヤバ…

  • 7

    北米で素数ゼミが1803年以来の同時大発生、騒音もダ…

  • 8

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 9

    SNSで動画が大ヒットした「雨の中でバレエを踊るナイ…

  • 10

    「隣のあの子」が「未来の王妃」へ...キャサリン妃の…

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 3

    EVが売れると自転車が爆発する...EV大国の中国で次々に明らかになる落とし穴

  • 4

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などで…

  • 5

    やっと撃墜できたドローンが、仲間の兵士に直撃する…

  • 6

    立ち上る火柱、転がる犠牲者、ロシアの軍用車両10両…

  • 7

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 8

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 9

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 10

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中