最新記事

映画

ヒーローかヒールか? ベン・アフレック監督・主演「夜に生きる」試写会ご招待

2017年4月4日(火)00時00分

(c) 2016 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. ALL RIGHTS RESERVED.

<前作「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」では強大な力をもつスーパーマンに対峙するブルース・ウェイン/バットマンを演じたベン・アフレック。その彼が今度は一転、警察幹部の息子でありながらギャングとしてのしあがる男を主演し、自ら監督も務める話題作が「夜に生きる」だ>

舞台は1920~30年代の禁酒法時代のアメリカ。主人公のジョーは、ボストン警察の幹部を父親に持ちながら、仲間と強盗を繰り返していた。街では2大勢力のギャングが対立していたが、誰にも支配されたくないジョーは組織に入る気などなかった。ところが、一方のボスの愛人エマと恋におちたことから、ジョーの人生は激変する。夢と野望を叶えるため、彼にはギャングとしてのし上がる道しか残されていなかった──。

今回、本作品のニューズウィーク日本版特別試写会を5月16日に開催、読者の方170組340名様をご招待します。

社会活動家、でもダメ人間 不思議な男アフレック

さて、本作の監督・主演のベン・アフレックだが、プライベートでは毛細血管拡張性運動失調症の子どもたちの支援や、戦争で荒廃したコンゴ民主共和国のための人道支援団体「東コンゴ・イニシアティブ」を設立するなど、さまざまな社会問題の支援を積極的に行っていることでも知られている。


人権活動家のアフレック 自分たちの人権活動を広く知ってもらうため、マット・デイモン、
NFLのトム・ブレイディと行ったファンを招待するピザパーティのツイート

こんな人権活動家の姿をみせるアフレックだが、プライベートでは、2005年に結婚した女優ジェニファー・ガーナーと2015年に離婚を前提に別居。その理由が子どもたちのシッターの女性とアフレックの浮気が発覚したためとも、カジノから出入り禁止にされるほどのアフレックのギャンブル依存、はたまたアルコール依存が原因とも囁かれ、本当はどうしようもないダメ人間だという見方もある。

今回の新作「夜に生きる」でアフレックが演じる役は愛する人のためにギャング同士の抗争に巻き込まれる男だが、果たして本当のアフレックは社会貢献活動に見られるヒーローなのか、それとも酒とギャンブルと女にだらしないいわばヒールなのか? そんなことも考えながら観ると今回の新作はまた違った見方ができるかもしれない。

[原作]:デニス・ルヘイン「夜に生きる」
[監督・脚本・主演]::ベン・アフレック(『アルゴ』『ザ・タウン』)
[出演]エル・ファニング(『マレフィセント』)、ブレンダン・グリーソン(『ハリー・ポッター』シリーズ)、クリス・メッシーナ(『アルゴ』)、シエナ・ミラー(『アメリカン・スナイパー』)ほか
[配給]ワーナー・ブラザース映画
【オフィシャルサイト】yoruni-ikiru.jp
5月20日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリー他 全国ロードショー


『夜に生きる』試写会
日時:2017年5月16日(火)18:00開場/18:30開映(上映時間:129分)
会場:新宿明治安田生命ホール(東京都新宿区西新宿1-9-1 明治安田生命新宿ビルB1F)

応募締切:2017年4月21日(金)12:00



submit.png





※当選の発表は試写状の発送をもって代えさせていただきます

今、あなたにオススメ

関連ワード

ニュース速報

ビジネス

中国、外資優遇の対象拡大 先進製造業やハイテクなど

ワールド

リビア軍参謀総長ら搭乗機、墜落前に緊急着陸要請 8

ビジネス

台湾中銀、取引序盤の米ドル売り制限をさらに緩和=ト

ビジネス

政府、25・26年度の成長率見通し上方修正 政策効
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ISSUES 2026
特集:ISSUES 2026
2025年12月30日/2026年1月 6日号(12/23発売)

トランプの黄昏/中国AI/米なきアジア安全保障/核使用の現実味......世界の論点とキーパーソン

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    素粒子では「宇宙の根源」に迫れない...理論物理学者・野村泰紀に聞いた「ファンダメンタルなもの」への情熱
  • 2
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低く、健康不安もあるのに働く高齢者たち
  • 3
    ジョンベネ・ラムジー殺害事件に新展開 父「これまでで最も希望が持てる」
  • 4
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツ…
  • 5
    批評家たちが選ぶ「2025年最高の映画」TOP10...満足…
  • 6
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 7
    12歳の娘の「初潮パーティー」を阻止した父親の投稿…
  • 8
    「何度でも見ちゃう...」ビリー・アイリッシュ、自身…
  • 9
    「個人的な欲望」から誕生した大人気店の秘密...平野…
  • 10
    なぜ人は「過去の失敗」ばかり覚えているのか?――老…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入ともに拡大する「持続可能な」貿易促進へ
  • 3
    「食べ方の新方式」老化を防ぐなら、食前にキャベツよりコンビニで買えるコレ
  • 4
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切…
  • 5
    「最低だ」「ひど過ぎる」...マクドナルドが公開した…
  • 6
    【過労ルポ】70代の警備員も「日本の日常」...賃金低…
  • 7
    自国で好き勝手していた「元独裁者」の哀れすぎる末…
  • 8
    待望の『アバター』3作目は良作?駄作?...人気シリ…
  • 9
    空中でバラバラに...ロシア軍の大型輸送機「An-22」…
  • 10
    【実話】学校の管理教育を批判し、生徒のため校則を…
  • 1
    日本がゲームチェンジャーの高出力レーザー兵器を艦載、海上での実戦試験へ
  • 2
    人口減少が止まらない中国で、政府が少子化対策の切り札として「あるもの」に課税
  • 3
    日本人には「当たり前」? 外国人が富士山で目にした「信じられない」光景、海外で大きな話題に
  • 4
    【銘柄】オリエンタルランドが急落...日中対立が株価…
  • 5
    日本の「クマ問題」、ドイツの「問題クマ」比較...だ…
  • 6
    「勇気ある選択」をと、IMFも警告...中国、輸出入と…
  • 7
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
  • 8
    【衛星画像】南西諸島の日米新軍事拠点 中国の進出…
  • 9
    健康長寿の鍵は「慢性炎症」にある...「免疫の掃除」…
  • 10
    兵士の「戦死」で大儲けする女たち...ロシア社会を揺…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中