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ドルトムント爆発事件で拘束の男、イラクでISISに所属

2017年4月13日(木)19時09分

4月13日、ドイツの検察当局は、サッカー1部リーグ、ドルトムントの選手を乗せたバス付近で起きた爆発事件について、拘束されたイラク人の男の逮捕状を発行し、男が「イスラム国」のメンバーだったとの見方を示した。ドルトムントの試合中、スタジアムを警備する警官(2017年 ロイター/Kai Pfaffenbach Livepic)

ドイツの検察当局は13日、サッカー1部リーグ、ドルトムントの選手を乗せたバス付近で起きた爆発事件について、事件に関連して拘束されイラク人の男(26)の逮捕状を発行し、男が過激派組織「イスラム国(IS)」のメンバーだったとの見方を示した。

連邦検察は声明で、男が事件の実行に関与した証拠はないとした。男は2016年初めにトルコ経由でドイツに入国したという。

裁判官が逮捕状を承認するかどうかを判断する。承認されれば24時間以上の拘束が可能になる。

連邦警察は、男がイラクでISのメンバーだったとし、誘拐、密輸、殺害などに関与したグループを率いていたとの見方を示した。

[ベルリン 13日 ロイター]


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