最新記事
液化天然ガス

米LNG開発企業、政権交代で事業拡大に自信...環境団体は対抗へ

2024年11月8日(金)16時55分
LNGのタンカー

11月7日、米大統領選のトランプ氏勝利を受け、新たな輸出プロジェクトの承認を待っている液化天然ガス(LNG)開発企業は事業拡大を進めやすくなると自信を示している。写真はLNGのタンカー。2022年4月、ルイジアナ州キャメロン郡で撮影(2024年 ロイター/Marcy de Luna)

米大統領選のトランプ氏勝利を受け、新たな輸出プロジェクトの承認を待っている液化天然ガス(LNG)開発企業は事業拡大を進めやすくなると自信を示している。

バイデン大統領は自由貿易協定(FTA)締結国以外への新規輸出認可を一時停止し、新規LNGプロジェクトが気候や経済に与える累積的影響をより広範に評価するようエネルギー省に指示。トランプ氏は同省の審査を終わらせると公約している。


 

LNG・パイプライン事業者エナジー・トランスファーのマーシャル・マックレア共同最高経営責任者(CEO)は電話会見で「理性的で合理的な人々がこの国を運営することになる」と指摘。政権交代により、ルイジアナ州のLNG輸出施設(130億ドル規模)にゴーサインが出ることは確実だと述べた。

ルイジアナ州キャメロン近郊に100億ドル規模の施設を開発中で、LNG輸出認可を1年半以上待っているコモンウェルスLNGは、FTA非締結国への輸出が承認されるのを心待ちにしているとした。

テキサス州を拠点とする「ポート・アーサーLNG」の第2期建設を計画しているセンプラLNGは現在、来年6月までに輸出認可を得られると見込んでいる。

一方、環境保護団体は新規プラントの阻止に向け圧力をかけ続けると表明。シエラ・クラブの担当者マヒャール・ソロア氏は「汚染された水や空気から人々を守る措置を踏みにじろうとする動きに対抗するため、できることは何でもやる」と語った。



[ロイター]


トムソンロイター・ジャパン

Copyright (C) 2024トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます


ニューズウィーク日本版 イラン革命防衛隊
※画像をクリックすると
アマゾンに飛びます

2026年3月24号(3月17日発売)は「イラン革命防衛隊」特集。イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら


メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

IEA、必要なら追加的な備蓄放出も=ビロル事務局長

ワールド

ホルムズ海峡船舶護衛、欧州の多くで慎重論 「われわ

ワールド

供給確保優先、ホルムズ海峡のイラン船舶通過「問題な

ワールド

米中首脳会談延期なら、イラン情勢が理由 貿易問題で
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:イラン革命防衛隊
特集:イラン革命防衛隊
2026年3月24日号(3/17発売)

イスラム神権国家を裏からコントロールする謎の軍隊の歴史と知られざる実力

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「ネタニヤフの指が6本」はなぜ死亡説につながったのか?
  • 3
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製をモデルにした米国製ドローンを投入
  • 4
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」…
  • 5
    「筋肉はモッツァレラと同じ」...なぜウォーミングア…
  • 6
    「映画賞の世界は、はっきり言って地獄だ」――ショー…
  • 7
    幼い子供たちの「おぞましい変化」を克明に記録...「…
  • 8
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    50代から急増!? 「老け込む人」に共通する体の異変【…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」と言われる外国特派員の私が思うこと
  • 3
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 4
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    「このままよりはマシだ」――なぜイランで米軍の攻撃…
  • 7
    職業別の収入に大変動......タクシー運転手・自動車…
  • 8
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 9
    ズボンを穿き忘れてる! 米セレブ、下を穿かず「目の…
  • 10
    世界の視線は中東から日本へ...企業主導で築くインド…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 4
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 5
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 6
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 7
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 8
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 9
    命は長し、働け女たち――88歳「働くばあさん」が説く…
  • 10
    「水道水」が筋トレの成果を左右する...私たちの体に…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中