- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 「ヤジ事件」を機に、社会的セクハラ体質を徹底検証し…
「ヤジ事件」を機に、社会的セクハラ体質を徹底検証しては?
これに加えて3番目として、言葉の問題を指摘したいと思います。まず、現代の日本では、女性を社会的な性的好奇心の対象にする語彙がひどすぎると思います。例えば女性の体型に関して、巨乳だとか貧乳だとかクビレだとか、いい加減にして欲しいと思うのです。例えば深夜の番組であるとか、成人向けの閉ざされた表現の世界であるならばともかく、非常に広範なメディアの空間で、あるいは実社会でもこうした語彙が飛び交うというのは異常だと思います。
性的好奇心というのとは少し違いますが、若い時から知っていた女優を久しぶりに目にした時に「劣化」したなどという表現も、その女性だけでなく、女性一般の尊厳を踏みにじるような印象があります。
勿論、こうした言葉の問題は、過剰であることで「おかしみ」が出たり、女性自身が自分のジェンダーを茶化してみるために使用するという面もあるわけで、単純に「取り締まり」をするというのは滑稽なだけです。それは分かるのですが、では、現在のように何でもアッケラカンということでは、やはり社会的なセクハラ体質が横行する温床になっていると思います。
では、男性である私が、どうして社会的セクハラ体質を批判しているのでしょうか? それは、こうした問題を克服することが日本の社会が進むべき方向ということもありますが、そもそも「セクハラ体質を抱えている」ということは、日本の男性社会一般が「自尊感情に乏しく、脆弱さを抱えている」ということの裏返しだからです。
男性は、自信があり、精神的に強いから、その力を持て余して女性に対して「性的嫌がらせ」をするのではありません。そうではなくて、「精神的に何かに飢えているから、自分に自信が持てないから」暴言や暴力を働くのです。
こうした「弱さゆえの攻撃性」というメカニズムは、別に現代の日本に特有のものではありません。どこの社会にも、どの時代にも見られるものです。ですが、現代の日本の場合は「庶民性」という錦の御旗を掲げることで、こうした「脆弱さをさらけ出した攻撃性」を正当化する傾向があるように思います。庶民をバカにするのもいい加減にして欲しいのですが、いずれにしても、今回の「ヤジ事件」を契機として、そうしたカルチャー全体への議論が起きればいいと思います。
「体験格差」という言葉に覚える強烈な違和感 2025.08.27
日本の核武装コストは、どのように計算すれば良いのか 2025.08.20
被爆80年の今、真剣に議論しなければならないこと 2025.08.06
戦後80年に必要な3つのメッセージを考える 2025.07.30
参院選が引き起こした3つの重たい事実 2025.07.23
さらに複雑化したニューヨーク市長選の対立構図 2025.07.16
アメリカの保守派はどうして温暖化理論を信じないのか? 2025.07.09
-
外資系投資銀行の総合受付チームリーダー 土日祝休み 月25万円~ 千代田区 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~35万7,000円
- 正社員
-
東京/外資系企業/受付・事務/未経験OK・英語活かせる・月26万~ 20代・30代活躍中/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給26万円~32万円
- 正社員
-
東京/外資系投資銀行のオフィス受付/未経験OK!想定年収322万円~ 土日祝休 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~30万円
- 正社員
-
年休120日 土日祝休み 外資系金融企業の本社受付@港区/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~34万円
- 正社員