パキスタン、アフガニスタンとの停戦協議決裂=情報・放送相
10月29日、パキスタンのタラル情報・放送相は、アフガニスタンとの国境地帯における武力衝突の停戦を目指してイスラム主義組織タリバン暫定政権とトルコのイスタンブールで開いていた協議が「実行可能な解決策」に至らず決裂したと明らかにした。写真はタリバンの戦闘員。10月15日、アフガニスタンとパキスタン国境のスピンボルダクで撮影(2025年 ロイター)
Asif Shahzad Sayed Hassib
[イスラマバード 29日 ロイター] - パキスタンのタラル情報・放送相は29日、アフガニスタンとの国境地帯における武力衝突の停戦を目指してイスラム主義組織タリバン暫定政権とトルコのイスタンブールで開いていた協議が「実行可能な解決策」に至らず決裂したと明らかにした。
国境地帯では今月、武力衝突により数十人が死亡。2021年にタリバンがカブールを制圧して以降、最悪の武力衝突となった。
タラル氏は29日早朝に発表した声明で「アフガン側は対話プロセスを開始した際の重要な論点を回避して、中核的問題から逸脱する姿勢を続けた」と説明。「アフガンのタリバンは責任を受け入れる代わりに、非難合戦、論点の逸脱、策略に打って出た。こうして協議は実行可能な解決策をもたらすことなく失敗した」と付け加えた。
ロイターはタラル氏の声明に関してアフガニスタンの外務省と国防省にコメントを求めたが、両省とも返答しなかった。
アフガニスタンとパキスタンは10月19日にカタールのドーハで開いた協議で即時停戦にいったん合意していた。だが両国の関係筋は28日、ロイターに対し、トルコとカタールの仲介によりイスタンブールで開いた2回目の協議では共通点を見いだせなかったと話した。両国とも協議の決裂を巡り、お互いを非難し合ったという。
パキスタンの関係筋によると、タリバン暫定政権は武装勢力「パキスタンのタリバン運動(TTP)」の制圧を確約することに否定的な姿勢を示した。
アフガニスタンの関係筋は、協議は「激しいやり取り」の末に決裂したと指摘した上、アフガン側はTTPを制圧する権限はないと主張したという。TTPはここ数週間、パキスタン軍に対する攻撃を仕掛けている。
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