日経平均は大幅反発、初の5万1000円台 アドバンテストが急騰
10月29日 東京株式市場で日経平均は大幅反発し、前営業日比1088円47銭高の5万1307円65銭となり、取引時間中・終値ベースともに史上最高値を更新した。2020年10月、東京証券取引所で撮影(2025年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)
Hiroko Hamada
[東京 29日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反発し、前営業日比1088円47銭高の5万1307円65銭となり、取引時間中・終値ベースともに史上最高値を更新した。指数寄与度の高いアドバンテストが好決算を受けて急騰し、日経平均を1074円ほど押し上げた。一方、プライム市場では8割超の銘柄が値下がりするなど、全体では利益確定売りが広がった。
日経平均は前営業日比234円高でスタートした後、上げ幅を拡大し、前場に節目の5万1000円台に乗せた。アドバンテストが相場を押し上げる格好となり、後場には一時1193円高の5万1412円97銭まで上昇した。グロース銘柄の寄与が大きい日経平均と、バリュー株の影響が出やすいTOPIXの比率を示すNT倍率は一時15.66倍まで上昇、2021年3月以来の高水準となった。
日経平均は後場後半にかけてはもみ合いとなったが、5万1000円台を維持しながら堅調な地合いが続いた。TOPIXは小幅安で引けた。
市場では「(日経平均が)大台に乗せたことで、短期的な調整が入ってもおかしくはない。一方、企業業績への期待もあり先高観は強そうだ」(国内運用会社・アナリスト)との声が聞かれた。
フィリップ証券のアナリスト・笹木和弘氏は、足元のAI(人工知能)・半導体関連株の上昇について「基本的には業績モメンタムの強さから買いが入りやすい」と話す。一方で、「米中摩擦や大手企業のAIインフラ投資動向など、外部環境によって左右されやすい銘柄群でもあり、悪材料が出た場合の調整リスクには注意が必要」(笹木氏)とみている。
TOPIXは0.23%安の3278.24ポイントで取引を終了。プライム市場指数は0.23%安の1687.78ポイントだった。東証プライム市場の売買代金は7兆0921億4300万円と、商いが膨らんだ。東証33業種では、非鉄金属、電気機器、建設など4業種が値上がり。パルプ・紙、不動産、空運など29業種が値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が2.62%安の703.43ポイントと続落した。
個別では、アドバンテストがストップ高で取引を終了し、プライム市場の値上がり率トップとなった。ソフトバンクグループ、東京エレクトロン、フジクラ、ディスコも堅調だった。前日に決算を発表したトーエネックやきんでんが大幅上昇。
一方、ハイテク株以外の主力銘柄は軟調で、ファーストリテイリング、ソニーグループ、ダイキン工業などは値下がりした。
プライム市場の騰落数は、値上がり200銘柄(12%)に対し、値下がりが1394銘柄(86%)、変わらずが21銘柄(1%)だった。
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