ハマス、ガザ地区で対抗勢力と抗争 和平実現に新たな課題

10月13日、米国やエジプトなどの仲介でパレスチナ自治区ガザで停戦が実現する中、イスラム組織ハマスはガザ地区での支配力の回復を図っており、ハマスに対抗する勢力との抗争で13日までに少なくとも33人が死亡した。写真は警備にあたるパレスチナの武装勢力。ガザ南部ハンユニスで撮影(2025年 ロイター/Ramadan Abed)
[カイロ 13日 ロイター] - 米国やエジプトなどの仲介でパレスチナ自治区ガザで停戦が実現する中、イスラム組織ハマスはガザ地区での支配力の回復を図っており、ハマスに対抗する勢力との抗争で13日までに少なくとも33人が死亡した。
ガザ地区の複数の治安関係筋によると、ハマスは先週10日の停戦発効後に戦闘員を徐々にガザ地区の街頭に送り込んでおり、13日には軍事部門、カッサム旅団のメンバーを展開。ハマスのガザ地区での広報を担当するイスマイル・アルサワブタ氏はロイターに対し、ハマスは「治安の空白」を容認しないと述べた。
パレスチナ人アナリストのリハム・オウダ氏は、ハマスはイスラエルに協力した勢力を抑制しようとしていると指摘。ガザ地区の新たな統治機関の一角を占めるに値すると誇示する意向もあるとの見方を示した。
ガザ地区の治安関係筋によると、停戦発効後にハマスの部隊がガザ地区の中心都市ガザ市で勢力を展開する一族に関係する「ギャング」の構成員32人を殺害。ハマス要員6人も死亡した。
ハマス関係者によると、ガザ市でハマスは「ドグモッシュ一族」と抗争を繰り広げている。ただ、治安当局者はガザ市でどの勢力がハマスの標的になったかは明らかにしておらず、イスラエルの支援を受けていた疑いについても言及していない。
ハマスは先月、イスラエルに協力したとの疑いで3人の男性を処刑したと表明。公開処刑の映像がソーシャルメディアで拡散した。
米国のほかイスラエルなど多くの国がハマスの武装解除を求める中、ハマスとその対抗勢力との抗争は、ガザ地区に恒久的な和平をもたらす上で大きな課題として台頭しつつある。
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