トランプ氏、ガザ人質「13日か14日に解放」 エジプトでの合意調印式出席に意欲
トランプ米大統領は9日、パレスチナ自治区ガザで13日もしくは14日に、イスラム組織ハマス拘束されている人質が解放されるという見通しを示した。米ホワイトハウス9月撮影(2025年 ロイター/Ken Cedeno)
[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は9日、パレスチナ自治区ガザで拘束されている人質が13日もしくは14日に解放されるという見通しを示した。ガザ停戦合意を巡りエジプトで行われる調印式に出席したいとも述べた。
イスラエルとイスラム組織ハマスは8日、トランプ大統領のガザ和平計画の第1段階となる停戦と人質解放で合意。トランプ氏はこの日の閣議の冒頭で、イスラエルとハマスの合意が「永続的な平和」につながると確信していると述べた。ただ、イスラエルとパレスチナが共存する「2国家解決」の実現の可能性について自身の見解は示さないとし、最終的に当事者間で合意された内容に従う姿勢を示した。
エジプト政府が発表した声明によると、シシ大統領はエジプトで行われるガザ停戦合意の調印式にトランプ氏を招待。トランプ氏は調印式に出席するためにエジプトを訪問する意向を示しており、米ホワイトハウスは現在、調整を急いでいる。





