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トルコ大統領、米大統領と電話会談 イスラエル攻撃停止の必要性強調 

2025年10月04日(土)02時27分

トルコのエルドアン大統領は3日、トランプ米大統領と電話会談を行い、トルコは地域和平に向けた努力を歓迎するとし、その成功にはイスラエルの攻撃停止が必要だとの見解を示した。写真は、米ホワイトハウスで9月撮影(2025年 ロイター/Kevin Lamarque)

[アンカラ 3日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は3日、トランプ米大統領と電話会談を行い、トルコは地域和平に向けた努力を歓迎するとし、その成功にはイスラエルの攻撃停止が必要だとの見解を示した。トルコ大統領府が明らかにした。

大統領府は声明で、両首脳は2国間関係について協議したと言及。エルドアン大統領は、特に防衛産業における協力強化の重要性を強調したとした。

両首脳はまた、パレスチナ自治区ガザを巡る情勢についても協議。エルドアン大統領はトランプ氏に対し、トルコは地域の平和実現に向け懸命に取り組んでおり、その目標に向けた取り組みを歓迎すると伝えたとし、「イスラエルが攻撃を停止することが、地域における和平達成に向けた取り組みの成功にとって重要であることを強調した」と述べた。電話会談は米国側の要請により実施されたという。

両首脳は先月、米ホワイトハウスで6年ぶりとなる会談を果たした。

ロイター
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