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ローマ教皇、初の公文書発表準備 貧困者の困窮などに焦点か=関係筋

2025年09月11日(木)12時02分

 ローマ教皇レオ14世(写真)は、即位4カ月にあたり、最初の公文書「使徒的勧告」の発表を準備していると、3人の関係筋がロイターに明らかにした。10日にバチカンで撮影(2025年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)

(本文中の余分な記号を削除して再送します)

Joshua McElwee

[バチカン市 10日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は、即位4カ月にあたり、最初の公文書「使徒的勧告」の発表を準備していると、3人の関係筋がロイターに明らかにした。フランシスコ前教皇との連続性を示し、世界の貧困者の困窮に焦点を当てた内容になるとみられている。

文書は「ディレクシト・テ」(主はあなた方を愛された)と題され、数週間以内に発表される見込みという。

フランシスコ前教皇は2024年10月に「ディレクシト・ノス」(主は私たちを愛された)と題した回勅を発表しており、新文書の題名は4月に死去した前教皇との強い結びつきを示す。

ローマ教皇は即位後数カ月以内に優先事項を示す文書を作成することが多いが、レオ14世の文書が複数のテーマを扱うのか、単一の問題に焦点を当てるのかは不明。

ロイター
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