日本との関税合意で「週内に発表」と米商務長官、半導体投資に期待

　８月２５日、ラトニック米商務長官（写真）は米ＦＯＸニュースの番組で、日本との関税交渉の合意に関する発表を週内に行うと明らかにした。写真は７月、ワシントンで撮影（２０２５年　ロイター/Leah Millis）

［２５日　ロイター］ - ラトニック米商務長官は２５日、米ＦＯＸニュースの番組で、日本との関税交渉の合意に関する発表を週内に行うと明らかにした。 日米で合意した５５００億ドル（約８０兆円）の対米投資に触れ、半導体や抗生物質、レアアース（希土類）が対象になる可能性があるとの見方を示した。

米国内の半導体生産促進を目的としたＣＨＩＰＳ法による５００億ドルの補助金では「少な過ぎる」とし、「米国の半導体に数千億ドルの投資が必要で、トランプ政権がそれをもたらすだろう」と語った。

同氏は先週のテレビインタビューで、日本との通商交渉の合意に関する文書を数週間後に公表する考えを明らかにしていた。