カリフォルニア州共和党、選挙区割り変更計画の阻止求め再び提訴

米カリフォルニア州共和党は25日、連邦下院選で民主党が共和党から5議席を奪うことを目的としたニューサム知事の選挙区割り変更計画に対する2度目の提訴を行った。写真はニューサム知事。8月14日撮影(2025年 ロイター/Mike Blake)
Brad Brooks
[25日 ロイター] - 米カリフォルニア州共和党は25日、連邦下院選で民主党が共和党から5議席を奪うことを目的としたニューサム知事の選挙区割り変更計画に対する2度目の提訴を行った。
民主党が優勢なカリフォルニア州議会の上下両院は21日、選挙区割り変更案を可決。共和党が優勢なテキサス州が、区割り変更により共和党の議席を増やしてトランプ大統領の意向に応えようとする動きに対抗する措置だ。
カリフォルニア州共和党は、区割り計画は州憲法に反しており、選挙区は独立した区割り機関によって作成されなければならないと主張。すでに1件の訴訟を起こしていたが、州最高裁によって先週退けられた。
トランプ氏は25日、ワシントンで記者団に対し、自身の政権がカリフォルニア州の区割り変更に異議を唱えて独自に提訴する可能性があると語った。ニューサム氏はXで「やってみろ」と応じた。