南ア失業率、第2四半期は33.2% 2四半期連続上昇

8月13日 南アフリカ統計局が12日発表した第2・四半期の失業率は33.2%と前期の32.9%から上昇し、世界で最高水準となった。写真は2月26日、ヨハネスブルクで撮影(2025年 ロイター/Siphiwe Sibeko)
Anathi Madubela
[プレトリア 12日 ロイター] - 南アフリカ統計局が12日発表した第2・四半期の失業率は33.2%と前期の32.9%から上昇し、世界で最高水準となった。
上昇は2四半期連続。発足から1年を迎える連立政権は失業率を大幅に下げることを優先事項に据えているが、達成できていない。
第2・四半期の失業者数は836万7000人に増加したが、求職活動をやめた人を含む広義の失業率は若干低下した。
調査対象10部門のうち6部門で雇用が減少し、4部門で増加した。
雇用が最も多く失われたのは、コミュニティ・社会サービス、農業、金融部門だった。
統計局のトップであるリセンガ・マルレケ氏は、雇用統計に米国の関税の影響が出ているか判断するのは時期尚早だと述べた。