原油先物は横ばい、米雇用統計受け 関税巡り不透明感

4日アジア時間の原油先物はほぼ横ばいで推移。米雇用統計が堅調だったことから、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを見送るとの見方が強まった。写真は2025年2月、テキサス州オデッサで撮影(2025年 ロイター/Eli Hartman)
[4日 ロイター] - 4日アジア時間の原油先物はほぼ横ばいで推移。米雇用統計が堅調だったことから、米連邦準備理事会(FRB)が利下げを見送るとの見方が強まった。市場はトランプ米大統領が各国への関税を巡りどのように対応するかも注視している。
0036GMT(日本時間午前9時36分)時点で、北海ブレント先物は0.01ドル(0.01%)高の1バレル=68.81ドル、米WTI先物は0.03ドル(0.04%)高の67.03ドル。
米労働省が3日発表した6月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は14万7000人増で市場予想を上回った。失業率は4.1%と予想外に低下し、労働市場が安定を維持していることが示された。
トランプ大統領は3日、各国に対し米国への輸入品に課す関税率を提示する書簡を4日から送付すると記者団に述べた。