小泉農相「最大限のメリット獲得へ関税協議」、トランプ氏のコメ発言で

　小泉進次郎農水相は１日の閣議後会見で、米国産のコメ輸入に日本が消極的だとトランプ米大統領が指摘したことを問われ、「日米間で精力的に（関税）協議を続けていくことで一致したと聞いている」とした上で、「我が国にとって最大限のメリットを獲得するため、関係省庁と連携して協議に対応していく」と述べた。５月２９日、都内で撮影（２０２５年　ロイター／Kim Kyung-Hoon）

Nobuhiro Kubo

［東京　１日　ロイター］ - 小泉進次郎農水相は１日の閣議後会見で、米国産のコメ輸入に日本が消極的だとトランプ米大統領が指摘したことを問われ、「日米間で精力的に（関税）協議を続けていくことで一致したと聞いている」とした上で、「我が国にとって最大限のメリットを獲得するため、関係省庁と連携して協議に対応していく」と述べた。

トランプ氏は３０日、自身のソーシャルメディアに「日本は米国のコメを受け入れていないが、深刻なコメ不足に陥っている」と投稿。日本が米国産のコメ輸入を拡大しないことに不満を示した。トランプ氏は新たな関税率を明記した書簡を各国に送る考えを表明しており、「日本に書簡を送付するだけだ」とした。