プーチン大統領、友好国と軍事協力強化を表明 兵器共同開発など

ロシアのプーチン大統領は20日、ロシアは「友好国」との軍事・技術協力を発展させていく意向であり、これらの国々と共同で武器製造や軍事要員の訓練を行いたいとの考えを示した。同日撮影(2025年 ロイター/Anton Vaganov)
[サンクトペテルブルク(ロシア) 20日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は20日、ロシアは「友好国」との軍事・技術協力を発展させていく意向であり、これらの国々と共同で武器製造や軍事要員の訓練を行いたいとの考えを示した。
プーチン大統領は、サンクトペテルブルクで開かれたロシアの経済フォーラムでの演説で、ロシアは最新の兵器と技術を装備することで、自国の軍隊とその軍事基地の近代化を計画していると言及。同時に、友好国との軍事・技術協力を発展させていく意向を示し、「物資の供給や装備・兵器の近代化だけでなく、共同開発、人材育成、ターンキー企業や生産施設の設立についても協議している」ことを明らかにした。
また、世界貿易を巡っては、パートナーとの貿易関係を発展させていく上で、ロシアは障壁の撤廃や市場のニッチ開拓、投資協力の深化に取り組んでいくとした。