独首相、イスラエル首相に対イラン攻撃巡り自制求める=関係筋

ドイツのメルツ首相(写真)はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、対イラン軍事行動を巡りイスラエルに自制を求めた。18日撮影(2025年 ロイター/Annegret Hilse)
[ベルリン 19日 ロイター] - ドイツのメルツ首相はイスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、対イラン軍事行動を巡りイスラエルに自制を求めた。ドイツ政府筋が19日、ロイターに明らかにした。
同筋によると、メルツ首相は19日に行った電話会談で、イスラエル軍によるイランの核施設攻撃をドイツは原則的に支持すると表明。一方で、対イラン紛争の外交的解決を模索することの重要性を強調したという。
同筋が18日にロイターに語ったところによると、ドイツは20日にジュネーブ政府代表部で、欧州のパートナー諸国とイランのアラグチ外相との核協議を主催する予定。同協議では、イランの核開発計画が民生用途のみに使用される保証をイランから得ることを目的とするという。
アラグチ外相は、ドイツ、英国、フランスの外相とともに協議に出席することを確認した。