ニュース速報
ワールド

ロシア副首相、OPECプラスの減産縮小延期を否定=報道

2025年02月18日(火)02時00分

ロシアのノバク副首相は17日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は4月に予定されている自主減産縮小開始の延期は検討していないと述べた。2024年6月撮影(2025年 ロイター/Sergey Kulakov/Roscongress Foundation via REUTERS)

[モスクワ 17日 ロイター] - ロシアのノバク副首相は17日、石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は4月に予定されている自主減産縮小開始の延期は検討していないと述べた。ロシア通信(RIA)が報じた。

ブルームバーグは17日、複数の参加国の話として、OPECプラスが延期を検討していると報じた。

OPECプラスの代表3人はロイターに対し、これまで延期については議論されていないと語った。代表の1人は、制裁強化と中国の需要増加により、石油市場は4月からの供給増を吸収できる可能性があるが、そう判断するのは時期尚早だと述べた。

OPECプラスは原油市場を下支えするため2022年以降に合意した一連の措置により、世界需要の約5.7%に相当する日量586万バレルの減産を実施している。原油需要低迷などを受け、昨年12月には減産幅縮小時期を4月まで延期することを決定した。

ロイター
Copyright (C) 2025 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

原油先物小動き、景気懸念が中東リスク相殺 ウクライ

ビジネス

家庭用ゲーム機が27年まで市場けん引、原動力はテイ

ワールド

ケネディ暗殺文書約8万ページ、18日公開へ トラン

ワールド

金現物、3000ドルを再び突破し過去最高値 関税巡
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:2025年の大谷翔平
特集:2025年の大谷翔平
2025年3月25日号(3/18発売)

連覇を目指し、初の東京ドーム開幕戦に臨むドジャース。「二刀流」復帰の大谷とチームをアメリカはこうみる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    失墜テスラにダブルパンチ...販売不振に続く「保険料高騰問題」の深層
  • 2
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研究】
  • 3
    「トランプ錯乱症候群」(TDS)って何? 精神疾患に分類すべきと共和党が法案提出へ
  • 4
    【クイズ】世界で2番目に「二酸化炭素(CO₂)排出量…
  • 5
    「紀元60年頃の夫婦の暮らし」すらありありと...最新…
  • 6
    エジプト「叫ぶ女性ミイラ」の謎解明...最新技術が明…
  • 7
    鈍器で殺され、バラバラに解体され、一部を食べられ…
  • 8
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 9
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 10
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 1
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦している市場」とは
  • 2
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ世代の採用を見送る会社が続出する理由
  • 3
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は中国、2位はメキシコ、意外な3位は?
  • 4
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
  • 5
    失墜テスラにダブルパンチ...販売不振に続く「保険料…
  • 6
    【クイズ】世界で1番「石油」の消費量が多い国はどこ…
  • 7
    【クイズ】ウランよりも安全...次世代原子炉に期待の…
  • 8
    自分を追い抜いた選手の頭を「バトンで殴打」...起訴…
  • 9
    市販薬が一部の「がんの転移」を防ぐ可能性【最新研…
  • 10
    SF映画みたいだけど「大迷惑」...スペースXの宇宙船…
  • 1
    テスラ離れが急加速...世界中のオーナーが「見限る」ワケ
  • 2
    「テスラ時代」の崩壊...欧州でシェア壊滅、アジアでも販売不振の納得理由
  • 3
    口から入ったマイクロプラスチックの行く先は「脳」だった?...高濃度で含まれる「食べ物」に注意【最新研究】
  • 4
    テスラ失墜...再販価値暴落、下取り拒否...もはやス…
  • 5
    テスラ販売急減の衝撃...国別に見た「最も苦戦してい…
  • 6
    がん細胞が正常に戻る「分子スイッチ」が発見される…
  • 7
    【クイズ】アメリカを貿易赤字にしている国...1位は…
  • 8
    「若者は使えない」「社会人はムリ」...アメリカでZ…
  • 9
    人気も販売台数も凋落...クールなEVテスラ「オワコン…
  • 10
    白米のほうが玄米よりも健康的だった...「毒素」と「…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中