ニュース速報
ワールド

米、ベネズエラ石油部門の制裁復活 公正な選挙実現を懸念

2024年04月18日(木)12時24分

 4月17日、バイデン米政権は、ベネズエラの石油・ガス部門に対する制裁の緩和措置を18日未明の期限後は延長しないと発表した。写真はバイデン米大統領。米ペンシルバニア州ピッツバーグで撮影(2024 ロイター/Elizabeth Frantz)

Matt Spetalnick Daphne Psaledakis Marianna Parraga

[ワシントン/ヒューストン 17日 ロイター] - バイデン米政権は、ベネズエラの石油・ガス部門に対する制裁の緩和措置を18日未明の期限後は延長しないと発表した。7月のベネズエラ大統領選に関してマドゥロ政権が合意を守らなかったことが理由。

米政府は、マドゥロ政権と野党勢力が2024年の大統領選実施で合意したことを受け、昨年10月に同国の石油・ガス部門との取引を6カ月間認める一般許可証を出していた。

米政府高官によると、マドゥロ氏は合意の一部を実行に移したが、野党が独自の大統領候補を擁立することを認めるなどの約束は果たしていない。

米財務省は取引許可の期限が切れるのを前に、企業が45日以内にベネズエラの石油・ガス部門から撤収することを認める許可証を発行した。

国務省のミラー報道官はマドゥロ政権が「野党が独自に選んだ候補者の登録を阻止し、政敵に嫌がらせや脅迫を行い、多数の政治関係者や市民団体の構成員を不当に拘束したと懸念している」と述べた。

米財務省は、ベネズエラの石油・ガス部門との取引は今後個別許可制とし、これまで認められていた事業の継続は許可しない方針を示した。

ロイター
Copyright (C) 2024 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

不明兵捜索、時間との戦い イランの猛攻耐えた米軍救

ワールド

トランプ氏、イランに合意期限「6日」 米戦闘機乗員

ワールド

米、イランで不明の戦闘機乗員救出 トランプ氏「史上

ワールド

イラク南部の巨大油田に攻撃、3人負傷 イラン国境に
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
特集:日本企業に迫る サステナビリティ新基準
2026年4月 7日号(3/31発売)

国際基準の情報開示や多様な認証制度──本当の「持続可能性」が問われる時代へ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐせ・ワースト1
  • 2
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙の2大テーマでAI懸念を払拭できるか
  • 3
    「高市しぐさ」の問題は「媚び」だけか?...異形の「攻撃的知能」を解剖する
  • 4
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始め…
  • 5
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引…
  • 6
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅…
  • 7
    地面にくねくねと伸びる「奇妙な筋」の正体は? 飛行…
  • 8
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 9
    血圧やコレステロール値より重要?死亡リスクを予測…
  • 10
    イタリアに安定をもたらしたメローニが国民投票で敗…
  • 1
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 2
    イラン戦争の現実...アメリカとイスラエル、見え始めた限界
  • 3
    攻撃開始日も知っていた?──イラン戦争を巡る巨額取引、インサイダー疑惑が市場に波紋
  • 4
    「考えの浅い親」が子どもに言ってしまっている口ぐ…
  • 5
    なぜイスラエルは対イラン戦争を支持するのか...「イ…
  • 6
    中国がイラン戦争最大の被害者? 習近平の誤った経…
  • 7
    年金は何歳からもらうのが得? 男女で違う「最適な受…
  • 8
    初の女性カンタベリー大主教が就任...ウィリアム皇太…
  • 9
    ロシア経済を支える重要な港、ウクライナのものと思…
  • 10
    【銘柄】イラン情勢で一躍脚光の「NEC」 防衛・宇宙…
  • 1
    温暖化で増えた? サンマやサケ減少の裏で激増する「安価で栄養価の高い魚」の正体
  • 2
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 3
    「根底にあるのは怒り」...日本の「3Dプリンター住宅」企業が救う、ウクライナの未来
  • 4
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 5
    「ノーと言えるスペイン」の背景に国防意識...次期ス…
  • 6
    キャサリン皇太子妃、ナイジェリア大統領夫妻出迎え…
  • 7
    数時間以内に死に至ることも...若者の間で集団感染が…
  • 8
    「日本より、自分の国(フランス)を心配すれば?」…
  • 9
    米軍も防ぎきれないイランのドローン攻撃──イラン製…
  • 10
    メーガン妃、娘リリベット王女との「お手伝い姿」公…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中