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国連安保理、ロシア戦術核配備表明受け会合 米「危険」と非難

国連安全保障理事会は31日、ロシアのプーチン大統領が戦術核兵器をベラルーシに配備する方針を表明したことを受け、緊急会合を開催した。2022年3月撮影(2023年 ロイター/Carlo Allegri)
[31日 ロイター] - 国連安全保障理事会は31日、ロシアのプーチン大統領が戦術核兵器をベラルーシに配備する方針を表明したことを受け、緊急会合を開催した。
会合の開催は米国とアルバニアが要請。米国のウッド国連代理大使は、ロシアのプーチン大統領はベラルーシに核兵器を配備すると表明し、「ロシアの危険で不安定な行動をエスカレートさせた」と非難した。
ロシアのネベンジャ国連大使は、プーチン大統領は「核兵器の移送ではなく、作戦用戦術ミサイル複合体のベラルーシへの移送について 語っているという事実を明確にしている」と述べた。
中国の国連大使代理はプーチン大統領の計画について特に言及せず、中国は「全ての核保有国が国外に核兵器を配備せず、国外に配備された核兵器を撤退させることを提唱している」と語った。