ニュース速報

ワールド

シリアの地震被災地支援、インフラなどの制約に直面=国連高官

2023年02月07日(火)09時01分

 トルコ南東部のシリア国境付近で6日に発生した地震について、シリアの被災地で人道支援を行う国連高官は、道路などインフラの損傷や燃料不足、厳しい冬の気候が国連の支援活動に支障を来していると述べた。写真はシリア・サルマダで6日、ドローンで撮影。提供写真(2023年 ロイター/WHITE HELMETS /Handout via REUTERS)

[ベイルート 6日 ロイター] - トルコ南東部のシリア国境付近で6日に発生した地震について、シリアの被災地で人道支援を行う国連高官は、道路などインフラの損傷や燃料不足、厳しい冬の気候が国連の支援活動に支障を来していると述べた。

地震による死者はシリアで1200人、トルコで2300人を超えた。被害が大きかったシリア北部はこれまで空爆や砲撃を繰り返し受けてきた地域で、建物などが脆くなっていた。

国連常駐調整官のエルモスタファ・ベンラムリ氏はシリアの首都ダマスカスからビデオ通話でロイターの取材に応じ、「インフラが損傷し、過去の人道活動に使っていた道路も壊れているため、人々に支援を届けるために工夫が必要だ。懸命に取り組んでいる」と述べた。

国連によると地震発生前の時点で人道支援が必要な人口の割合は70%と、内戦開始以降で最も多かった。ベンラムリ氏は今回の地震で「同じ人々の苦しみが深まった」と強調した。

国連は、政府管理地域と反体制派支配地域の両方の被災地にできる限り早く支援を届けるために取り組んでいると語った。

ロイター
Copyright (C) 2023 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

香港紙創業者に懲役20年、国安法裁判 国際社会は強

ビジネス

中国の証取、優良上場企業のリファイナンス支援 審査

ビジネス

欧州、ユーロの国際的役割拡大に備えを=オーストリア

ワールド

キューバの燃料事情は「危機的」とロシア、米の締め付
MAGAZINE
特集:習近平独裁の未来
特集:習近平独裁の未来
2026年2月17日号(2/10発売)

軍ナンバー2の粛清は強権体制の揺らぎか、「スマート独裁」の強化の始まりか

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ビジネスクラスの乗客が「あり得ないマナー違反」...周囲を気にしない「迷惑行為」が撮影される
  • 2
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 3
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日本をどうしたいのか
  • 4
    【銘柄】「ソニーグループ」の株価が上がらない...業…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 7
    「二度と見せるな」と大炎上...女性の「密着レギンス…
  • 8
    飛行機内で隣の客が「最悪」のマナー違反、「体を密…
  • 9
    韓国映画『しあわせな選択』 ニューズウィーク日本…
  • 10
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予…
  • 1
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 2
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた実験室」に...抗生物質の「不都合」な真実とは
  • 3
    がんの約4割は、日々の取り組みで「予防可能」...予防のために、絶対にしてはいけないこととは?
  • 4
    致死率は最大75%のニパウイルスが、世界規模で感染…
  • 5
    米戦闘機、空母エイブラハム・リンカーンに接近した…
  • 6
    グラフが示す「米国人のトランプ離れ」の実態...最新…
  • 7
    台湾発言、総選挙...高市首相は「イキリ」の連続で日…
  • 8
    エヌビディア「一強時代」がついに終焉?割って入っ…
  • 9
    「右足全体が食われた」...突如ビーチに現れたサメが…
  • 10
    高市首相の発言は正しかった...「対中圧力」と「揺れ…
  • 1
    【クイズ】致死率50~75%...インドで感染拡大「ニパウイルス」の感染源となる動物は?
  • 2
    高市積極財政にアメリカが慌てる理由
  • 3
    セーターが消えた冬 ── 暖かさの主戦場が「インナー」と「フリース」に移った日
  • 4
    海上自衛隊が水中無人機(UUV)を導入 中国の海軍拡…
  • 5
    イースター島の先住民から資源を略奪、島を「生きた…
  • 6
    防衛省が「新SSM」の映像を公開、ノルウェー・コング…
  • 7
    中国で大規模な金鉱脈の発見が相次ぐ...埋蔵量は世界…
  • 8
    【クイズ】韓国を抜いて1位に...世界で最も「出生率…
  • 9
    【クイズ】世界で最も「レアアースの埋蔵量」が多い…
  • 10
    180万トンの「リチウムごみ」を資源に...EV電池の「…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中