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G7では通商問題と温暖化対策を活発に議論=米NEC委員長
5月25日、米国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長(奥)は、G7)首脳会議では、通商問題や気候変動対策について活発な議論が交わされると語った。ホワイトハウスで1日撮影(2017年 ロイター/Jonathan Ernst)
[タオルミナ(イタリア) 25日 ロイター] - 米国家経済会議(NEC)のゲーリー・コーン委員長は25日、イタリアで開催される先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)では、通商問題や気候変動対策について活発な議論が交わされると語った。
G7サミットは、イタリア南部シチリア島のタオルミナで、26─27日の日程で開かれる。
米国を除いた各国首脳は、米国の保護主義政策や温暖化対策「パリ協定」からの離脱を特に懸念している。
コーン委員長は当地に向かう機内でインタビューに応じ、通商問題や温暖化対策は主要議題になると述べた。
「通商問題について活発な議論が交わされ、自由で開かれた通商の意味についての議論を予想している」と語った。
気候変動についてもかなり議論するだろうと述べた。その上で、パリ協定に関して大統領が帰国前に何らかの決定をすることはないと説明した。
また、テロ対策も主要議題になると指摘。サイバーセキュリティや北朝鮮、アフガニスタン、パキスタン、ロシアの問題についても話し合われると語った。