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米大統領、ロに機密情報共有せず 会談記録の提出可能=プーチン大統領

2017年05月18日(木)01時06分

 5月17日、ロシアのプーチン大統領は、ラブロフ外相(右)が前週、トランプ大統領と会談した際、トランプ大統領から機密情報の提供を受けておらず、それを証明できると述べた。モスクワで昨年11月撮影(2017年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[ソチ 17日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は17日、ラブロフ外相が前週、トランプ大統領と会談した際、トランプ大統領から機密情報の提供を受けておらず、それを証明できると述べた。ジェンティローニ伊首相との共同会見で述べた。

プーチン大統領は皮肉混じりに、ラブロフ外相は不注意にも存在しないとされる秘密を自身に報告していないとし、「ラブロフ外相は(トランプ大統領が提供したとされる)秘密を私とも、ロシアの情報機関の代表とも共有していない。彼を叱責せざるを得ないようだ」と語った。

必要ならラブロフ外相とトランプ大統領の会談の記録を米議会に提出する用意があるとも述べた。側近によると、会談の記録は音声記録ではなく、文書記録という。

プーチン大統領はまた、米国では「政治の統合失調症」の兆候がみられるとし、トランプ大統領はしかるべき責務を果たせない状況に置かれているとの認識を示した。

次にどのような馬鹿げた話がでっち上げられるかを想定することは困難とし、「反ロシアのスローガンによって米国内の政治情勢に新風を吹き込もうとしていることは驚きだ。自国にどのようなダメージを与えるかを理解していないのであれば、愚か者だ。もしすべてを理解したうえでの行動なのであれば、危険で腐敗している」と語った。

*内容を追加します。

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