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米著名投資家アイカーン氏、規制改革でトランプ氏の顧問に就任へ

12月21日、トランプ次期米大統領の政権移行チームは、米著名投資家のカール・アイカーン氏(写真)が規制改革に関する大統領特別顧問に就任すると発表した。2014年2月撮影(2016年 ロイター/Brendan McDermid)
[21日 ロイター] - トランプ次期米大統領の政権移行チームは21日、米著名投資家のカール・アイカーン氏が規制改革に関する大統領特別顧問に就任すると発表した。連邦政府職員ではなく、具体的な責務は負わない。
関係筋はロイターに、アイカーン氏は報酬を受け取らないと明らかにした。
アイカーン氏は先に、2010年成立の金融規制改革法(ドッド・フランク法)を「行き過ぎている」と批判したほか、石油会社に再生可能燃料の使用を義務付けた政府のバイオ燃料促進プログラムにも強く反対してきた。
アイカーン氏は政権移行チームの声明で「過度な規制を打破し、企業に雇用創出とコミュニティ支援に最善を尽くしてもらうときだ」とコメントした。
これに先立ち、米紙ウォールストリート・ジャーナルは21日、アイカーン氏が証券取引委員会(SEC)委員長の選任などで中心的な役割を果たすと報じていた。