ニュース速報
ワールド
M8以上の地震発生確率高まる、カリフォルニア州で=米研究
2015年03月11日(水)13時19分
3月10日、米国地質調査所(USGS)は、今後30年間にカリフォルニア州でマグニチュード8以上の地震が起きる確率を7%とする研究結果を発表した。写真は同州で昨年起きたM6.0の地震による路面のひび割れ。ナパで2014年8月撮影(ロイター/Stephen Lam)
[サクラメント(米カリフォルニア州) 10日 ロイター] - 米国地質調査所(USGS)は10日、今後30年間にカリフォルニア州でマグニチュード8以上の地震が起きる確率を7%とする研究結果を発表した。これまでの予想である4.7%よりも高い確率となっている。
USGSによると、今回の数字は新しい予測モデルに基づいている。それぞれの断層で起きる地震を個別に想定するのではなく、いくつかの断層で同時に発生することが想定されている。
1994年にカリフォルニア州をマグニチュード6.7の地震が襲い、このとき57人の犠牲者を出している。USGSの最新の研究結果によれば、このレベルの地震が起きる可能性は、逆に小さくなっている。以前はマグニチュード6.7レベルの地震が起きる確率は4.8年に1回だったが、今回の研究では6.3年に1回と予想されている。
今、あなたにオススメ
新着