日本生命が学研と資本業務提携 9億円出資、介護・保育で協業

　９月２６日、学研ホールディングスは日本生命保険と資本業務提携契約を締結することを決議したと発表した。写真は日本生命のロゴ。２０１９年２月、都内で撮影（２０２５年　ロイター/Hideyuki Sano）

Kentaro Okasaka

［東京　２６日　ロイター］ - 学研ホールディングスは２６日、日本生命保険と資本業務提携契約を締結することを決議したと発表した。日本生命が学研の発行済み株式の約９０万株を取得。出資額は９億円、出資比率は２％となる。

国内で介護・保育業界の人手不足が慢性化し、事業コスト増で経営環境が厳しさを増す中、両社が持つ事業ノウハウやネットワークを掛け合わせ、地域社会での同業界の持続的向上を目指すとしている。

介護の質向上に向けたプラットフォーム構築や、保育業界の課題解消、介護・保育領域での教育コンテンツ開発などで連携・協業する。