スターバックス、北米でシアトル旗艦店など業績不振店を閉鎖へ

米コーヒー店大手スターバックスは9月25日、北米にある業績不振の店舗を閉鎖すると発表した。写真は閉鎖された旗艦ロースタリー前に立つ来訪者ら。シアトルで撮影(2025年 ロイター/David Ryder)
Juveria Tabassum Waylon Cunningham
[25日 ロイター] - 米コーヒー店大手スターバックスは25日、北米にある業績不振の店舗を閉鎖すると発表した。ブライアン・ニコル最高経営責任者(CEO)が進めるリストラ策の一環で、10億ドルの費用が見込まれる。創業地の米西部シアトルにある焙煎設備を備えた旗艦店「スターバックス リザーブ ロースタリー」も閉鎖対象となった。
スターバックスの米国とカナダの店舗数(直営店とフランチャイズ店を含む)は2025会計年度末(25年9月末)時点で約1万8300店になるとし、これは7月の規制当局への提出書類で1万8734店としていたのを下回る。
同社は計画している店舗閉鎖の大半を9月末までに完了させ、北米の直営店数の約1%に当たる数百店の削減を見込んでいる。TDコーエンのアナリストらは、北米の直営店約500店舗が店舗再編の対象になったと推定している。
ニコル氏は米国事業が6四半期連続の減収となったことを受け、顧客を呼び戻すために「コーヒーハウス」の雰囲気を取り戻そうとしている。
ニコル氏は従業員宛ての書簡で「検証する過程で、顧客や従業員が期待する物理的な環境を構築できない店舗、あるいは財務的な成果を見込めない店舗を特定し、これらの店舗を閉鎖する」と伝えた。
スターバックスの1万2000人を超えるバリスタを代表する労働組合「スターバックス・ワーカーズ・ユナイテッド」との交渉は行き詰まっており、一部店舗ではストライキや抗議活動が実施されてきた。
米中西部シカゴのリッジ通りにある店舗も閉鎖され、シカゴ地区の店舗に所属するバリスタらが25日午前に抗議活動を繰り広げた。シカゴ郊外のデ・プレーンズ店に勤務するディエゴ・フランコさんは「私たちは、顧客を店舗に呼び込むのは労働者であることを会社側に認識させるためにここに集まった」と語った。
閉鎖される「スターバックス リザーブ ロースタリー」、リッジ通りの店舗はともに労組の組合員を抱えていたが、スターバックスの広報担当者は労組への加盟状況は「(店舗閉鎖の)決定プロセスの要因にはなっていない」と話した。
同労組は声明で店舗閉鎖を批判して「スターバックスのバリスタが労組の支援を必要とする理由が、これまでよりも明らかになった」とし、影響を受けた従業員が他店へ異動できるよう交渉する計画だと明らかにした。
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