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ガンホー臨時株主総会、森下社長の解任議案を否決

2025年09月24日(水)16時06分

 9月24日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが開いた臨時株主総会で、ストラテジックキャピタルから提案があった森下一喜社長(写真)の解任議案が否決された。都内で2014年5月撮影(2025年 ロイター/Toru Hanai)

Ritsuko Shimizu

[東京 24日 ロイター] - ガンホー・オンライン・エンターテイメントが24日に開いた臨時株主総会で、ストラテジックキャピタルから提案があった森下一喜社長の解任議案が否決された。

森下社長は業績に大きく貢献しており、企業価値向上の観点から取締役を続ける必要があるとし、ガンホーは取締役会として、社長解任議案に反対を決議していた。森下社長は、2025年3月の株主総会で取締役に再任されていた。

ストラテジックキャピタルは「森下社長が業績に貢献している、企業価値向上に貢献しているなどと主張したことは、現在の経営陣に対する危機感を一層強める結果につながった」と指摘。「今後もガンホー経営陣との対話を継続し、ガンホーの株主価値向上のために正しい意思決定をしてもらえるよう求めていく」とのコメントを発表した。

ストラテジックキャピタルはガンホー株約8.5%を保有している。

総会では、解任決議を普通決議として議決権の過半数で可能とする定款変更議案は可決された。同議案は、会社とストラテジックキャピタルの両方から提案されていた。

ロイター
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