日経平均は反落、日銀のETF売却方針が冷や水 一時は最高値更新

9月19日、 東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比257円62銭安の4万5045円81銭で取引を終えた。都内の株価ボード前で4月撮影(2025年 ロイター/Issei Kato)
[東京 19日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は反落し、前営業日比257円62銭安の4万5045円81銭で取引を終えた。朝方に取引時間中の史上最高値を更新する場面があったが、正午過ぎに日銀が保有する上場投資信託(ETF)の売却方針を発表した直後には一時急落した。引けにかけて下げを縮小したが、株高基調に冷や水を浴びせられた。
日経平均は、日銀のETF売却方針発表の直後に一時807円安に下落。「センチメントが悲観に振れ、売り急ぐ動きもあった。その後は内容を冷静に判断した買い戻しが入ったようだ」(りそなホールディングスの武居大暉ストラテジスト)との声が聞かれた。
年間の売却ペースを時価で6200億円としており「全部売却するのに100年以上かかる計算。(売却による)相場への影響はほとんどない」(武居氏)との見方が有力となっている。 株価は朝方に高値を更新しており、利益確定売りの口実になった面もある。一方、買い遅れて押し目を待っていた投資家の買いが下値を支えたとみられている。 金融政策決定会合では、2人の委員が政策金利据え置きに反対したことも注目された。年内の追加利上げへの思惑につながり、銀行株が買われた。 朝方の日経平均は、米国市場でのハイテク株を中心とした株高を好感して549円高の4万5852円75銭に上昇し、取引時間中の史上最高値を更新した。TOPIXも時間中の最高値を更新した。 TOPIXは0.35%安の3147.68ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.35%安の1620.33ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆7515億2000万円だった。東証33業種では、値上がりは銀行や卸売、証券など9業種、値下がりはその他製品やサービス、精密機器など24業種だった。 三菱UFJフィナンシャル・グループが大幅高。アドバンテストは上場来高値を更新した。一方、任天堂やリクルートホールディングスは軟調だった。 新興株式市場は、東証グロース市場250指数が1.5%高の772.99ポイントと3日ぶり反発した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが649銘柄(40%)、値下がりは917銘柄(56%)、変わらずは52銘柄(3%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 45045.81 -257.62 45634.29 44,495.46─45,852.75
TOPIX 3147.68 -11.19 3170.33 3,125.73─3,187.98
プライム指数 1620.33 -5.76 1632.97 1,609.02─1,640.92
スタンダード指数 1504.22 6.19 1502.22 1,490.60─1,507.47
グロース指数 1004.21 13.25 995.78 983.20─1,004.21
グロース250指数 772.99 11.46 765.5 755.61─772.99
東証出来高(万株) 303750 東証売買代金(億円) 87515.2
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