NY外為市場=ドルまちまち、米利下げ観測強まる 低調なPPI受け

ニューヨーク外為市場で、ドルが方向感を欠く展開となった。2023年3月撮影(2025年 ロイター/Dado Ruvic)
[ニューヨーク 10日 ロイター] - ニューヨーク外為市場で、ドルが方向感を欠く展開となった。朝方発表された米卸売物価指数は低調な結果に終わり、連邦準備理事会(FRB)が来週の会合で利下げに踏み出すという観測が強まった。
8月の米卸売物価指数(PPI、最終需要向け財・サービス)は前月比0.1%下落し、予想外のマイナスとなった。前年比では2.6%上昇と、伸びは前月から鈍化し、予想を下回った。
終盤の取引で、ドル/円は小幅安の147.31円。
ユーロ/ドルは横ばいの1.1706ドル。
指標発表前、ドルは対円、ユーロでともに上昇していた。
主要通貨に対するドル指数は小幅安の97.74。
コーペイのチーフ市場ストラテジスト、カール・シャモッタ氏は「0.5%ポイントの利下げの可能性は高まっているが、依然として極めて低い。経済は減速しているものの、崩壊の兆候は見られず、今後数カ月で加速する可能性さえある」と述べた。
さらに「インフレ圧力は抑制されているようだが、リスクは上方に傾いている。大半の市場参加者にとり、0.25%ポイント利下げが最も現実的なベースシナリオだ」と述べた。
CMEのフェドウォッチによると、市場が織り込む来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での0.25%ポイント利下げの確率は90%、0.5%ポイント利下げの確率は10%となった。9日終盤時点では、それぞれ93%、7%となっていた。
市場の関心は、11日に発表される米消費者物価指数(CPI)にシフトしている。
また、地政学的な緊張も相場に影を落とす。ポーランドは10日、自国の領空内でロシアのものとみられるドローン(無人機)を撃墜。欧州政府関係者からは、今回の領空侵犯は意図的なもので、ロシアのエスカレーションの表れとの指摘が出ている。
ドル/円 NY午後3時 147.32/147.33
始値 147.46
高値 147.64
安値 147.14
ユーロ/ドル NY午後3時 1.1704/1.1705
始値 1.1699
高値 1.1730
安値 1.1692
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