日経平均は続伸で寄り付く、4万3000円台回復 自動車株高い

　９月５日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４０３円２０銭高の４万２９８３円４７銭でスタートした。写真は２０２４年２月、都内の株価ボード前で撮影（２０２５年　ロイター/Issei Kato）

［東京　５日　ロイター］ - 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比４０３円２０銭高の４万２９８３円４７銭でスタートした。前日の米国株高や、トランプ米大統領が日本から輸入する自動車などに対する関税引き下げに関する大統領令に署名したことが好感され、買いが先行している。日経平均は寄り付いた後も上げ幅を拡大し、節目の４万３０００円台を回復した。

セクター別では、輸送用機器が値上がり率トップで、鉄鋼や精密機器も堅調。空運や倉庫・運輸関連は値下がりしている。

個別では、指数寄与度の大きいソフトバンクグループが１％超高、ファーストリテイリング、アドバンテストが２％超高、東京エレクトロンが小幅高。

自動車株はトヨタ自動車が３％超高、マツダが４％超高、ホンダ、三菱自動車工業が２％超高で堅調。

良品計画やメルカリ、ヤマトホールディングスは下落している。