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台湾、25年GDP予測を上方修正 ハイテク輸出好調
2025年08月15日(金)18時45分

8月15日、台湾主計総処は2025年の域内総生産(GDP)予測を4.45%増に上方修正したと発表した。写真は2022年9月、台北で撮影(2025年 ロイター/Ann Wang)
[台北 15日 ロイター] - 台湾主計総処は15日、2025年の域内総生産(GDP)予測を4.45%増に上方修正したと発表した。人工知能(AI)関連製品などテクノロジー分野の強い需要が継続し、経済成長をけん引する見通し。
5月時点の予測は3.1%増だった。
25年の輸出は前年比24.04%増となる見通し。従来予想の8.99%増から大幅に上方修正した。
トランプ米大統領は台湾製品に20%の関税を課したが、台湾当局は、米国との交渉を続けており、20%の関税は「一時的なもの」だと述べている。
第2・四半期のGDP改定値は前年同期比8.01%増。速報値の7.96%増から上方修正された。
消費者物価指数(CPI)上昇率の予測は1.88%から1.76%に下方修正した。